「正直そのくらいの旨味がないと 試験受けるより防衛任務入れといた方が儲かるかな って」
プロフィール
ポジション | ガンナー |
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年齢 | 16歳 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
血液型 | 不明 |
星座 | 不明 |
職業 | 高校生 |
好きなもの | 不明 |
家族 | 父、母、兄 |
概要
ボーダー本部所属B級14位漆間隊隊長のガンナー。同い年の烏丸を思わせるもさもさ系。
漆間隊はB級ランク戦編の序盤でB級部隊の1つとして名前だけ登場し、漆間ら隊員の情報などは多くのB級部隊と同様に公式データブックのBBFで開示された。…が、戦闘員が漆間1人しかいないことやその漆間の超独特なトリガーセットなど、ボーダー全体で見ても類を見ない特徴からBBF発売当時から熱心なファンの間で話題になってきた。
B級ランク戦編では登場せず、23巻の遠征選抜試験編でオペレーターの六田梨香共々、ようやく本格的な登場となった。
人物像
一人称は「オレ」。
現状ではまだセリフや活躍が少なく、少ないセリフや単行本のおまけページの僅かな情報から人物像の輪郭が浮かび上がる程度。
205話では、選抜試験について何か聞きたい事があるかと言った忍田本部長に対し、選抜試験には合格したが参加しなかった場合の処遇について質問している。その際に(六田にいさめられながらも)給料手当についても質問しており、メリットが無ければ選抜試験には参加せずに防衛任務をしてた方が良いと言うなど、周囲の人間にも漆間らしいと言われている。このことからボーダーを金を稼ぐ手段として捉えているようで、遠征に参加するつもりはない模様。
ただし城戸司令が選抜試験の合格者に対する好待遇を約束したことで、選抜試験そのものには乗り気になった様子。
一週間以上無給で缶詰めにされるのに、その後の待遇やメリットについて聞くのはある種当然と言えば当然なのだが
また、単行本のおまけに掲載された臨時隊長たちの選抜試験の事前アンケートの回答では、古寺と水上の2名が「一緒に遠征に行きたくない人」として漆間を回答している。理由はそれぞれ「協調性が欠ける」「性格がわるいから」とのこと。
なお行きたくない人に二つも名前が書いてあるキャラは漆間と真木のみである。
戦闘能力
現在まで作中での戦闘描写は無い。
しかし、B級ランク戦ROUND2では柿崎隊、那須隊、来馬隊から2得点をもぎ取り、シーズン終わりの最終戦績はボーナスポイントを引いても18得点と、得点だけを見れば弓場隊と同得点である。
弓場隊はB級上位であるとはいえ1人で18得点という事実から腕のたつガンナーと予想されている。
また、選抜試験の臨時部隊の編成の段階で、「漆間と狙撃手が売れ残るのは仕方ない(=長時間の戦闘ではバッグワームを使う隊員ほどトリオン消費の面で不利)」と穂刈に評されており、隠れて動くタイプの隊員であることがトリガーセットからも窺える。
トリガーセット
メイントリガー | サブトリガー |
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アステロイド:突撃銃 | バッグワーム |
カメレオン | サイレンサー |
シールド | シールド |
ダミービーコン(試作) | メテオラ |
多くの謎
先述したように漆間はランク戦の得点だけ見れば1人部隊にしてはかなり好成績である。しかし、B級ランク戦開始時点では漆間隊はB級中位上層の9位だったが、ランク戦開始後からは急速に順位を落とし、シーズンが終わった現在はB級中位のなかでも最下位の14位に位置している。
このことから、「ランク戦開始までの期間に何らかの事情で隊員が抜けてしまったのではないか?」と考察されることも多い。
主な原因として考察されているものはアフトクラトルの大規模侵攻による隊員の流出や、「協調性に欠ける」とされる漆間との不和、隊員の全員がサイレンサーを装備するB級18位の常磐隊、A級4位の草壁隊スナイパーである宇野隼人との関係性などがあげられるが現状では不明。
そんな漆間のトリガーセットだが、恐ろしく偏った単独隠密行動の装備であることから、あるいは最初から1人コンセプトの部隊なのではとも、隊員が抜けたため1人で戦えるように対応した結果なのではとも言われているが真相は不明。
ちなみにトリガーセットを全て埋めているB級隊員は元A級である二宮匡貴、マスタークラスでオールラウンダーの香取葉子のみであり、そのレベルの高さが窺える。
遠征選抜試験編では主人公の1人である空閑遊真と同じ歌川1番隊に所属することになり、今後の掘り下げが期待される。
余談
ジャンプSQ第203話で初登場時、僅か一コマのみ(セリフなし、しかも名前がないため不確定情報)であるにも関わらず、当時のTwitterではトレンド19位に「漆間さん」が入った時間帯もあった。
また、漆間恒について得られる情報の殆どはBBFからのみであるため、コアなファンしか気づくことができない新キャラというなかなかに美味しい立ち位置だったりもする。
弊害として「女を平気で殴ってそう」「DV男」というような事実無根の風評被害まで生まれてしまった。協調性の無さと、それに振り回されている六田の描写から連想されたものだと思うが、早くキャラの掘り下げが期待されるところである。