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漆間恒

うるしまわたる

漆間恒とは、漫画『ワールドトリガー』の登場人物。ボーダー本部所属B級14位・漆間隊隊長。
目次 [非表示]

「正直そのくらいの旨味がないと 試験受けるより防衛任務入れといた方が儲かるかな って」

プロフィール

ポジションガンナー
年齢16歳
誕生日12月28日
身長166㎝
血液型A型
星座かぎ座
職業高校生
好きなものたまごかけごはん、鯛焼き、お金を貯めること
家族父、母、兄

概要

ボーダー本部所属B級14位漆間隊隊長のガンナー。同い年の烏丸を思わせるもさもさ系。

漆間隊はB級ランク戦編の序盤でB級部隊の1つとして名前だけ登場し、漆間ら隊員の情報などは多くのB級部隊と同様に公式データブックのBBFで開示された。…が、戦闘員が漆間1人しかいないことやその漆間の超独特なトリガーセットなど、ボーダー全体で見ても類を見ない特徴からBBF発売当時から熱心なファンの間で話題になってきた。


B級ランク戦編では登場せず、23巻の遠征選抜試験編でオペレーターの六田梨香共々、ようやく本格的な登場となった。


人物像

一人称は「オレ」。


現状ではまだセリフや活躍が少なく、少ないセリフや単行本のおまけページの僅かな情報から人物像の輪郭が浮かび上がる程度。


205話では、選抜試験について何か聞きたい事があるかと言った忍田本部長に対し、選抜試験には合格したが遠征に参加しなかった場合の処遇について質問している。その際に(六田にいさめられながらも)遠征に行かなくても選抜試験に合格した『評価』について質問しており、合格したら給料がA級と同じになるなどのメリットや旨味が無ければ、選抜試験には参加せずに防衛任務をしていた方が良いと言うなど、金銭に関してはがめつく、周囲の人間にも漆間らしいと言われている。このことからボーダーはあくまで金を稼ぐ手段として割り切っているようで、遠征に参加するつもりはない模様。

ただし、城戸司令が、見返りが欲しい気持ちは理解出来ると言い、「選抜試験の合格者には遠征を辞退しても正規の遠征手当(1日1万円)の半額を支給する」と約束したことで選抜試験そのものには乗り気になった様子。


一週間以上も基本的に無給で拘束されるのだから、その後の待遇やメリットについて聞くのはある種当然と言えば当然なのだが、高校生でそれをやるというのが凄いところである。


初日の結果が下位になったときには「どう考えても原因はこいつ(遊真)だろ」と、歯に衣着せずに指摘。

下位になった理由が漢字が読めない遊真が度々志岐に字の読み方を聞いていたことで、彼女の課題が進まなかったためであり、言っている内容自体は間違っておらず、遊真もその指摘には納得しており、には「あんま志岐さんに面倒かけんなよ」と言ったりなど、気遣いもできる模様(しかし、自分が手伝う気はないようである)。

遊真とはその後2人で料理を一緒に作りながら、反省会をするなど比較的良好な関係性を気付いている。


また、単行本のおまけに掲載された臨時隊長たちの選抜試験の事前アンケートの回答では、古寺水上の2名が「一緒に遠征に行きたくない人」として漆間を回答している。理由はそれぞれ「協調性が欠ける」「性格がわるいから」とのこと。

なお行きたくない人に2人以上から名前を挙げられているキャラは漆間と真木のみである(真木は北添若村菊地原の3人)。

24巻のおまけに掲載された閉鎖環境試験初日のスコアは、共通課題263、分担課題0、特別課題85、A級評価−7で合計341点。


周りから性格が悪いや協調性に欠けるや金にガメツイと言われている理由は、主にボーダーの給料手当がB級は出来高払いなため、防衛任務でターゲットであるトリオン兵を横取りして単独で倒すからであり、横取りに関しては本人は「そっちがトロいのが悪いんだろ」と悪びれる様子も無く平然と言っているが、オペレーターを務めている六田によると漆間がそう言う行動をするのは、たぶん自分のせいだと言っており、遠征選抜試験で六田が配属された部隊の隊長である古寺に六田は並行処理が苦手だからフォローしてほしいとメールを送るなど、全く気配りが出来ない訳では無い。


戦闘能力

現在まで作中での戦闘描写は無い。


しかし、B級ランク戦ROUND2では柿崎隊那須隊来馬隊から2得点をもぎ取り、シーズン終わりの最終戦績はボーナスポイントを引いても18得点と、得点だけを見れば弓場隊と同得点である。

弓場隊はB級上位であるとはいえ1人で18得点という事実から腕のたつガンナーと予想されている。


また、選抜試験の臨時部隊の編成の段階で、「漆間と狙撃手が売れ残るのは仕方ない(=長時間の戦闘ではバッグワームを使う隊員ほどトリオン消費の面で不利)」と穂刈に評されており、隠れて動くタイプの隊員であることがトリガーセットからも窺える。


戦闘シミュレーションにおいては、隠密行動とサイレンサー適正のスキルを持っており、これらのスキルを使用して奇襲で生駒を落としている。辻からも漆間には気をつけるよう言われていた。


トリガーセット

メイントリガーサブトリガー
アステロイド:突撃銃バッグワーム
カメレオンサイレンサー
シールドシールド
ダミービーコン(試作)メテオラ

多くの謎


先述したように漆間はランク戦の得点だけ見れば1人部隊にしてはかなり好成績である。しかし、B級ランク戦開始時点では漆間隊はB級中位上層の9位だったが、ランク戦開始後からは急速に順位を落とし、シーズンが終わった現在はB級中位のなかでも最下位の14位に位置している。

このことから、「ランク戦開始までの期間に何らかの事情で隊員が抜けてしまったのではないか?」と考察されることも多い。

主な原因として考察されているものはアフトクラトルの大規模侵攻による隊員の流出や、「協調性に欠ける」とされる漆間との不和、隊員の全員がサイレンサーを装備するB級18位の常磐隊、A級4位の草壁隊スナイパーである宇野隼人との関係性などがあげられるが現状では不明。


そんな漆間のトリガーセットだが、恐ろしく偏った単独隠密行動の装備であることから、あるいは最初から1人コンセプトの部隊なのではとも、隊員が抜けたため1人で戦えるように対応した結果なのではとも言われているが真相は不明。

ちなみにトリガーセットを全て埋めているB級隊員は元A級である二宮匡貴、マスタークラスでオールラウンダーの香取葉子のみであり、そのレベルの高さが窺える。


遠征選抜試験編では主人公の1人である空閑遊真と同じ歌川1番隊に所属することになり、今後の掘り下げが期待される。


余談

ジャンプSQ第203話で初登場時、僅か一コマのみ(セリフなし、しかも名前がないため不確定情報)であるにもかかわらず、当時のTwitterではトレンド19位に「漆間さん」が入った時間帯もあった。

また、漆間恒について得られる情報の殆どはBBFからのみであるため、コアなファンしか気づくことができない新キャラというなかなかに美味しい立ち位置だったりもする。



関連タグ

ワールドトリガー

漆間隊 六田梨香

歌川1番隊 歌川遼 志岐小夜子 空閑遊真 巴虎太郎

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