演:市瀬秀和
概要
超常現象調査チームTEAM EYESのメンバー。統合防衛軍出身の23歳。SRCの科学力に魅力を感じて入隊した。漢字表記は「風吹圭介」。
クールだが、元防衛軍出身だけあってか怪獣保護よりも人命を優先的に考える攻撃的な一面が強い現実主義者であり、当初は人命と怪獣を等しく救おうと考えるムサシを「甘ちゃんパイロット」と呼び、ムサシからもその攻撃的な思考を快く思われず、反目されるなど対立する事が多かったが、「正反対だからこそ、お互いに良い影響を与えられる」というヒウラキャップの狙いでムサシと『春風コンビ』を組むことになり、やがて良きライバル・良き友・良き理解者となっていく。テックサンダー操縦時はサングラスをかける。
同時にEYESの仲間たちとの触れ合いやウルトラマンコスモスとの出会いを経て、怪獣保護の理想に強い意思を持つようになる。EYESを「生ぬるい組織」と批判したナガレ・ジュンヤ相手に「曇った目で見てる」と言い返したり、防衛軍時代の上官である佐原司令官が防衛軍との統合の話を持ち掛けて来た際にはEYESの姿勢は崩さないと堂々と表明する場面をみせた。
その反面オカルトの類は大の苦手で、自分のドッペルゲンガーを見てしまった際には、『自分自身のドッペルゲンガーを見た者は死ぬ』という噂を信じ切って、震え上がっていた。また、その時の騒動で知り合ったオカルト好きの女子大生・三条寺カスミとは一緒にカラオケに行く仲。カスミ曰く前世はミジンコで、彼女からはそのまま渾名にされてしまっている。
カオスウルトラマンとの戦いの際に、ムサシがコスモスではないかと気づいたもののそれを口にすることはなく、胸にしまっておくことにした。
防衛軍時代は空手選手権三連覇の記録を持つが、三連覇達成時の試合では気を失ったまま戦って勝利したという凄いエピソードを持つ。
その反面少年時代は体が弱く、群馬県蛍ヶ村で鍛えていた。
幼いころにサヤカという妹が亡くなったり、かつての同僚だったミサキ・アイを失うなど悲しい過去も幾つかあり、そうした経験が当初みせていた攻撃的な現実主義者としての性格を形作っていった事が窺える。
また、劇中でも自分の独断でテールダスを生きた爆弾同然にしてしまい、それを負い目に退任を考えるなど、辛い経験を強いられる事も少なくない。
本編終了後の『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス』では新生EYESの隊長となっている。
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ウルトラマンコスモス ウルトラマンコスモスの登場人物一覧 TEAM EYES
「主人公の先輩」、「気が短く、攻撃的」、「主人公の訴えを否定して反目したり、衝突する事が少なくない」など共通点が多い。
アイハラ・リュウ:『ウルトラマンメビウス』に登場した防衛チーム隊員。
「主人公とコンビで行動する、良き理解者」、「気が短いのが玉に瑕で、当初は攻撃的な一面が強かった」、「防衛チームの隊員の中で(某人物を除いて)最初に主人公がウルトラマンである事を知る」、「本編終了後、防衛チームの新隊長に就任する」など共通点が多い。
ちなみに中の人は、後日談に登場したフブキの部下の一人を演じている。
リュウモン・ソウマ:『ウルトラマンデッカー』に登場した防衛チーム隊員。
「(立場上は同期であるが、実質的に)主人公の先輩」、「クールな性格で、正反対な性格を持つ主人公とぶつかる事もある」「防衛チームの隊員の中で最初に主人公がウルトラマンである事を知る」、「本編終了後の劇場版において、防衛チームの新隊長に就任する」など共通点が多い。
戸増宝児/デカブルー:『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する正義側のチームのメンバー。クールな性格で、当初は色々な意味で正反対な新入りの主人公のことを認めていなかったが、次第に主人公の良き相棒になる等共通点が多い。