CV:鈴村健一
概要
細身だが均整の取れた体格をしており、身長もガウマと同じくらい。銀髪で伸ばした前髪を左側に垂らすアシンメトリーな髪型をしている。
右側の襟に炎の意匠をあしらった紺のスーツと黒いネクタイを着用し、腰に赤い剣を帯刀している。
相棒の2代目には終始敬語でコミュニケーションをとっており、常に礼儀正しく接している。また彼女に馴れ馴れしく触ろうものなら、全力で凄みにいく。
ボイスドラマ8.8回では、2代目からの誘導で「カップルみたいです」と言わされた蓬に躊躇なくセコム(物理)を発動させており、2代目とは反対に自分たちの関係を「俗世的な観点」で見られることを快く思っていないらしい。
一方、見知らぬ第三者に対しては冷徹で当たりが強く、特に「戦う」ことに対する姿勢については厳しく相手を批評することもためらわない。ガウマ隊に対しても当初は懐疑的であった。
第8回では怪獣の幼生であるザイオーンに躊躇なく殺処分を決定し、「怪獣の感情」について考える蓬には「躊躇えば取り返しがつかない」と現実的な意見を突き付け、「監視」を願い出たも関わらず逃がしたうえに町に被害を出したガウマに無言で腹パン制裁を見舞うなど、シビアな視点に徹している。
しかしそれは彼なりの「戦い」に対する真摯な思いの表れであり、意気軒昂と判じれば共闘することもやぶさかでない。
ネタバレ注意
その正体は、
- 登場直後からスーツについている炎の意匠がかつての服と同じ意匠
- エンドクレジットに掲載された演者
- 戦闘シーンで使用された楽曲
- 第10回にて人々を過去に閉じ込める怪獣が出現した際に、彼の過去の姿としてアカネと共に食事をしているアンチの姿ならびに、右眼を負傷し包帯を巻いていた時期の姿が映し出された
などの点から前作に登場したアンチが成長した姿で、『SSSS.GRIDMAN_SHOW_03_REVENGE』でも触れられたらしい。
グリッドナイトへの変身も健在で、恰好は前作の不審者33歳を参考にしている節があるが、こちらは特に不審者扱いされていない。
元が怪獣なので、人間(コンポイド、レプリコンポイド)より成長が早い可能性が濃厚だが、2018年設定の前作では宝多六花からおかっぱ男子中学生に間違われる見た目だったのが、2020年設定の今作では未成年に見えない見た目になっており、相方ほどではないが、大幅に変化している。
コンピュータワールドを渡り歩き、あらゆる怪獣の脅威から世界を守っており、怪獣が出現する世界には、それに対する抗体のような存在が出現することを知っている。
小ネタ
- 初期キービジュアル
初期キービジュアルでもある公式ホームの01画像において、水門の上におかっぱ頭の人物がいるのが、グリッドナイトが出た第6回時点ではこれが前作でおかっぱ頭であったナイトと予想する一部視聴者もいたが、実際に出てきたナイトは、おかっぱ頭でなくアシンメトリーな髪型であった。