概要
『仮面ライダーセイバー』に登場する広大な異空間。
本のページをめくるように展開していく不思議な世界で、果てしない自然が広がり、シャボン玉や空想上の生き物が飛び交い、凶暴な怪人たちが襲いかかってくる。
主人公の神山飛羽真は、街の一部が消失し、このワンダーワールドに出現するという怪現象に巻き込まれる。
また、それらの光景を撮った筈の須藤芽依のスマホに写真が残らなかったことから、少なくとも現実世界の媒体では記録に残せない模様。
ちなみに、今の所この世界への行き方は作中でもはっきり明言されていない。
第1話で芽依が街の外に出ようとしたときは、見えない壁に阻まれて出ることができなかった。
但し、ユーリは何度もタッセルの所を訪ねている描写がある上、始まりの5人の前列もあるので恐らく、方法が全く無い訳ではないと思われる。
始まりの5人
2000年前、一人の巫女と共に初めてワンダーワールドに降り立った五人の人間。
- 初代マスターロゴス:現実世界の守護を担うためソードオブロゴスを組織するが、現代のマスターロゴスであるイザクはその役割を放棄した。
- ビクトール:ワンダーワールドを守るため留まる。
- ストリウス、レジエル、ズオス:全知全能の書の力に魅入られ、メギドに変貌。
関連タグ
アンダーワールド(仮面ライダーウィザード):名前が似ているが全く関係はない。
マルデヨーナ世界:ニチアサにおける普通のホモサピエンスが立ち入れない繋がりの異世界。
ワンダーワールド物語ワンダーライドブック:この世界の名前が入っているが、実際のところ関係性は不明。
不思議な異世界、一冊の本より誕生する。
第41章で、飛羽真たちの前に現れたタッセルの口からワンダーワールド誕生の理由が明らかになった。
一人の巫女……即ち「世界を繋ぐ存在」から受け取った全知全能の書から生まれた異世界がワンダーワールドである。知識の源から生まれた世界だからこそ、不可思議な現象や空想の動物が存在していたのである。
しかし、その強大な力に魅入られたレジエル・ズオス・ストリウスの暴走によって心を痛めたタッセルと初代マスターロゴスは、世界の均衡を守るべく全知全能の書を二つに分けることで現実世界と切り離した。