蔑称としての側面があるため、ネタだとしてもこの表現を好まない人もかなりいるので注意。
概要
フライゴンは登場当初、タイプ一致じしんを最速で撃てるじめんタイプのポケモンということもあり、対戦では重用されていた。
しかしあのポケモンが登場してから運命は急変する……。
そう、ガブリアスである。
タイプはフライゴンとおなじじめん・ドラゴンタイプであり、種族値もすばやさをはじめとする能力がとくこう以外上位互換という事から対戦ではあちらの方が重用されてしまい、一方のフライゴンは劣化ガブリアスと言われだした。
その俗称、というか蔑称が、フライゴミである。
更に第5世代になると、フライゴン同様にじめん・でんきを無効化できるアイデンティティを持ったポケモン・ランドロスが出現し、あちらの下位互換とも言われてしまった。
メガシンカ
6世代ではメガシンカが出現し、フライゴンにも採用に期待がかかった。
だが、3世代のドラゴンで唯一貰えず、挙げ句にそのポケモンを相棒としているギリーから『なぜだかオレとフライゴンのコンビには上手く使えないみたいだからな…』という皮肉を言われてしまった。
(しかも渡したアイテムが宿命の相手に関する物である)
そういう扱いに全てのフライゴンファンは落胆してしまった。
ただし
劣化ガブリアスと言われているフライゴンであるが、差別化要素は存在する。
一撃技を覚えるだけでなく、ドラゴンタイプで数少ない先制技を覚える事、虫技、ふゆうによる独特の耐性等である。
さらには7世代以降ガブリアスが覚えない技が増え、りゅうのまいやばくおんぱ等の有名な技も習得した。
8世代ではガブリアスがつばめがえしを没収されたこともあり、それとは対照的にダイジェットを放つことも可能。
また、よく言われがちな「第3世代のドラゴンで唯一貰えなかった」という点に関しては、実はコータスも第3世代の炎タイプでは唯一メガシンカを貰えず仕舞いに終わっており、何もフライゴンだけが被害に遭ってしまったわけではないのである。