曖昧さ回避
(一般名詞)
概要
CV:斉藤佑圭
アニメ版第1期の主人公スペシャルウィーク(ウマ娘)(以下「スペ」)のヒト族の養母で、北海道(室蘭ナンバーの地域)で小さな農場を経営している。
本名は明かされておらず、夫や実子などその他の家族についても登場も言及もされていないので不明である。
年齢は作中での様子からおそらく30代半ばか後半と思われるが、若々しい印象の肝っ玉母さんである。
身体は沖野Tと同じく結構頑丈のようで、後述のトレーニングでスペから相撲感覚の体当たりをもろに受けたり、原付での並走時によそ見で木にぶつかったり、裸眼に泥が跳ね当たったりしてもほぼ無傷状態であった。また、一期最終話で東京を訪れた際には、1話で娘がやらかしたミスをそっくりそのまま擬えてしまい、その上、人間にも関わらず数キロを走ることを「走るの好きだから」と言ってのける豪胆さも見せた。
スペの実母の友人で、その病死後に養子として引き取り養育してきた。
彼女達が暮らす地域にはウマ娘がほとんどいなかった事から専門のスポーツ教育機関がなく、大自然を生かした自己流のトレーニングを指導してきた。
スぺの目指す「日本一のウマ娘」はこの母との約束である。
娘とは頻繁に手紙のやり取りをしており、送られた手紙を仏前に置いてスペの実母に読んで聞かせているようである。
アニメ1期の12話では娘の晴れ舞台を見るために上京し、友人であるスペの実母の遺影と共に娘のレースを見て感涙していた。
時には喧嘩もすることがあるようだが基本的には仲の良い普通の親子の模様。
2021年8月現在アプリゲーム版には登場していないが、スペのセリフなどで言及されている他、2021年7月29日より開始されたストーリーイベント「あの娘が水着に着替えたら ウマ娘夏物語」にて、スペとの電話での話し声のみであるが、満を辞して描写された。
所有する畑でニンジンも育てているようで、トレセン学園栗東寮に入寮した娘宛によく段ボール箱いっぱいのニンジンを送っている。
アニメ版でも幾度もスペの部屋に届いているのが見られるほか、アプリゲーム版でもスペのSSRサポートカード【夕焼けはあこがれの色】でも母に関するエピソードが綴られている。
ファンの一部からは競走馬スペシャルウィーク号の育成を担当していたニュージーランド人のプライス・ティナをモデルにしたのではないかと推測されていたが、アニメ1期のプロデューサー伊藤隼之介が当インタビューにて彼女を参考にした事を明かしている。
この養母が外国籍・外国出身なのかは劇中で語られてはいない。
また自己流ながらも中等部でのトレセン学園編入から程なく一流選手となったスペの基礎体力や走りのセンスに繋がったトレーニングを指導してきた事などから、元々ウマ娘レースのトレーナーなどではないかと推測するファンもいる。
スペの実母
ウマ娘の女性でスぺが生まれて間もなく病没したため、亡くなる直前に上記の友人に娘を託したいと伝えた。
現在のスぺは記憶はほとんどないが、親としてこの実母も慕っている。
遺影や回想などでの登場時はいつも顔が隠される形で描写されるが、髪型や顔の輪郭、耳などは娘とよく似ている。
なおスペの実父や本来の親戚の存在については一切触れられていないので不明である。
モデルはおそらく競走馬スペシャルウィーク号の母親であるキャンペンガールと思われ、こちらもこの息子を出産してから五日後に死去している。