概要
マリオストーリーから始まったペーパーマリオシリーズのマリオ。
より正確に言えば、我々の良く知っている「キノコワールド」のマリオ(本家)とは異なる「絵本の世界」におけるマリオで、マリオ&ルイージRPGとのコラボ作品であるマリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIXにて、その事実が判明している。
(分かりやすく例えるなら、ゼルダの伝説におけるリンクとトゥーンリンクの様な間柄)。
基本的なキャラクター設定は通常のマリオと変わらないが、「ペーパーマリオ」シリーズでは少し作画が変わっている。全身が立体ではなく、所謂ペーパークラフトの様に紙状のペラペラになっているのが最大の特徴。無論、これはペーパーマリオシリーズに登場するキャラクター全員に共通している。
体型は本家のマリオが3、4頭身であるのに対しペーパーマリオは2頭身で、本家のちびマリオの状態に近く、歩き方等も共通している。
ペーパーマリオRPGからは、固有なアクションを見せる事になり、ペラペラな身体を利用して狭い隙間を通ったり、折紙の様に飛行機や船に変形するといった、本家のマリオには無い紙なら故の能力を発揮していく事になる。
しかし、逆にペラペラの紙であるが故に、強風や炎には弱いという弱点も存在する。
性格面に関しても本家のマリオと同様に陽気で優しく、正義感も強い。自分の世界とは異なる本家のルイージに対しても兄として優しく接し、ハンカチになって涙を拭かせるといった面も見せている。
スーパーペーパーマリオでは、「白のヨゲン書」に書かれている「世界の崩壊を止めるヨゲンの勇者」の1人目。
彼だけは本作を開始してから使用可能で、4人(他3人はピーチ姫、クッパ、ルイージ)の中で唯一、「次元ワザ」という固有能力を使える。
人物関係
ペーパーマリオと同様、「本の世界」におけるルイージ。性格も本家のルイージとほぼ同じく温厚だが、本家のルイージに比べるとやや危なっかしい面も見せる事も。
なお、『スーパーペーパーマリオ』にて、ミスターLへと変貌したのも、正確にはこのペーパールイージである。
他のペーパーキャラクター達とは異なって、『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』では本家のルイージと共演しておらず、サウンドプレイヤーでバカンスをしている様子が窺える。
「ペーパーマリオカラースプラッシュ」にて色ヌケを修復されたカートを愛用しており、カラースプラッシュの物語終盤やペーパーマリオオリガミキングではこのカートにマリオを乗せている。
ペーパーピーチ姫
ペーパーマリオと同様、「本の世界」におけるピーチ姫。性格も本家のピーチ姫と変わらず聡明である。
『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』では、本家のピーチ姫と共演。性格も変わらない為かすぐに打ち解け合っているが、お互いそれぞれの世界のクッパに狙われ、誘拐されてしまっている。
ペーパークッパ
ペーパーマリオと同様、「本の世界」におけるクッパ。性格も本家のクッパ同様、我侭で自己中心的である。
『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』では、本家のクッパと共演…しているのだが、性格も全く同じであるが故に、マリオやピーチ姫達とは逆に仲が非常に悪い。
ご存じ本家のマリオとルイージ。
『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』にて、「本の世界」に通じる本をルイージが開いてしまった結果、他のペーパーキャラクター達と共にキノコワールドへと飛び出し、初対面ですぐにマリオ達と意気投合し、協力し合う形で事件の解決に乗り出す。
なお、本家のルイージの事もペーパールイージと同様に実の弟として扱い、優しく接している。
登場作品
単独作品
コラボ作品
- マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX:本家のマリオ、ルイージの二人と共演。この作品で、初めて本家のマリオとは異なる世界の同一人物であるという設定が確立された。
大乱闘スマッシュブラザーズ
ペーパーマリオ本人は登場していないが、ペーパーマリオシリーズの世界観を踏襲したステージである『ペーパーマリオ』が『3DS』、『SP』に登場している。
前述のリンクとトゥーンリンクの共演は果たされている為、今後のスマブラシリーズにペーパーマリオも参戦する可能性は高いと思われる。