概要
公式設定
「ビッグデスターズ」土神軍団将軍。重力を自在に操る能力を持ち、その能力と大局を見渡せる知謀を持って戦況を思うがままにコントロールする策士である。その計略の見事さは「知謀、湧くが如し」と言われるほどで、定石、奇策を織り交ぜて敵軍を翻弄する。軍団も神獣型のデジモンが大半を占め、軍勢力としても圧倒的な強さである。刺激ある作戦を楽しむため戦場をグラビモンの研究場としている。どれだけ手軽に死者を多く出せるか、悲鳴を数多く聴ける戦術はどれか、敵も味方もあっと驚きながら死んでいく奇策は何か、血を流さず敵が全員死ぬ方法など、熱心に研究し続ける探求心旺盛なデジモンである。戦場では8本の触手で重力を操る「オクタグラビティ」で敵を軽くも重くもでき、戦局によって敵重力をコントロールする。両腕を伸縮拡大させ敵を掴み強烈な重圧「ハイグラビティープレッシャー」をかけて敵を極限までに圧縮する。幻の大技と呼ばれる「グラビティー・バン」はデジタルワールドの重圧を極限までグラビモン自身に与え全エネルギーを一気に大爆発させる。星を半壊するほどの破壊的な威力であるが自分自身も消失してしまうかもしれない禁断の自爆技である。長い年月をかければ再生できるが、再生までどれくらいかかるかはグラビモンにも分からない。
アニメでの活躍
デジモンクロスウォーズ
CV:中原茂
キャニオンランドを支配するデスジェネラルの一人で「土神のグラビモン」と呼ばれる。
デスジェネラルの策略家ポジション。
両肩に四つずつ、計八本の触手を持っておりそれを駆使して戦う。それぞれの触手から重力を操る光線を発射することができ、重力爆弾も使う。必殺技は八本の触手で重力を操る「オクタグラビティ」、両腕で取り囲んだ範囲に超重力を掛ける「ハイグラビティープレッシャー」、自身にエネルギーを与えて大爆発を起こす「グラビティー・バン」の3つ。
実は身体の中核をなすコアを破壊されない限り何度でも再生できる。
コアはグラビモンの意思によって自在に移動させることができ、工藤タイキの腕に植えつけた。
最期はタイキの機転と、キリハの驚異の握力によってコアを握り潰され倒れた。
公式設定によればビッグデスターズ「土神軍団」将軍に属しているとされ、聖獣型デジモンが配下である点や策略家である点はアニメとほぼ同じ。
デジモンアドベンチャー:
「帰りたくても、私の故郷はもう無いんだ」
CV:中原茂
アドベンチャー:にも登場。声優は『クロスウォーズ』同じだが、打って変わって善良なデジモンとしての登場である。
ミレニアモンにより故郷を滅ぼされた難民デジモンの一人。
(他の難民デジモンはスカモンやヌメモン、もんざえモンやハーピモンにスワンモンなど世代も属性も多種多様(流石に究極体は居なかった)。)
予告の文面では皮肉屋と書かれていたがあまりそういう描写はなく、どちらかというと悲しげだった。
「諦めないんじゃなかったのかーっ!!」
最終的にタケル達がエルドラディモンを故郷へ帰すのを重力を操る能力で手伝ってくれた。
前話に出てきたオレーグモンはデビュー作でも良いやつだったので予測できたが、この話のグラビモンのキャラは予想外すぎた(XWでボスキャラだったことと、同話にレオモンが出ることからレオモンジンクスの回収要員ではないかとも思われたが良い方向で裏切られた)。
デジクロス
グラビモンダークネスモード
配下であるデジモン達を強制デジクロスした姿。
肩にヒポグリフォモン、腰にサジタリモン、太股にケンタルモン、脚にケルベロモンのパーツが合わさり頭部からクロスモンとサンダーバーモンを合わせた翼が生えている。
余談
髪の毛がそう見えることからワカメと呼ぶ人もいる。
地味にタクティモンとキャラが被っている。
タイキの腕にコアを植え付けたシーンは結構グロい。
関連タグ
エテモン:同様に平成のデジモンアニメで悪役として登場したが、令和のデジモンアニメでは善玉として登場したデジモン。