「いい子にしてたかしら?私のカゴの小鳥ちゃん達。私はそんなにいい子じゃなかったけどね…」
概要
9才の頃からアイドルとして活動しており、プリパラの超人気アイドルとして知れ渡っている。パプリカ学園にはアイドルデビューした後で中等部からの入学をしている。
自宅は駅の近くにある高層マンション「プラウドタワーヒルズ」の33階3333号室。
生まれながらの天才アイドルであり、特別なレッスンを受けることなく歌唱もダンスも幼い頃からかなりのレベルに達していた。
そのためそらみスマイルに加入するまで練習というものを一切したことがなく、ファンに「頑張って」と声をかけられても「頑張る? やり方、知らないわ」と返すほど。
またプリパラでのアイドル活動がそのまま日々の活力になっており、劇中で一時的にパプリカ学園が全面プリパラ禁止になった際は、ライブが出来ないことで常に精気が抜けたように元気を失ってしまっていた。
姉は3DSゲーム「プリティーリズム・レインボーライブ・きらきらマイ☆デザイン」に登場した北条コスモで、留守にしている両親に代わってそふぃの面倒を見ている。
クールかつ素っ気ない性格だが、花屋の花やペットショップのイグアナに話しかけるなど珍妙な行動を取ることもある。ステージではファンのことを「小鳥ちゃん達」と呼ぶ。
そふぃの周辺はガーディアン定子率いる「そふぃ親衛隊」というファンの集団が常に陣取っており、一般人は容易に近づくことさえできない。ただしそふぃの自宅までは着いてきていない様子。
そふぃは梅干しのことを「レッドフラッシュ」(超新星ではない)と呼んでおり、梅干しが切れると急に脱力し「ぷしゅ~」が口癖で虚弱体質の干物女と化す。実はこちらの方が素であり、梅干しを食べることで急激に体力がつくという特異体質の持ち主である。アイドルデビュー時も梅干しを食べた状態でライブに臨んだことで、それを見たウサギにスカウトされる運びとなった。
ウサギや親衛隊は素の状態を「ファンシーモード」と呼んでおり、一度梅干しが切れるとプリパラ空間に来てもそのままの状態になるが、梅干しを食べると再びアイドルモードのスイッチが入る。また、甘いものを食すると、梅干しの残量が残っていても強制的に使い果たされファンシーモード入りする。
単に好きなだけでなく梅干しに関する知識も豊富であり、シルエットだけでほぼ見分けがつかない梅干しの銘柄をすべて言い当てた。
らぁらの実家である「パパのパスタ」には定期的に「梅干しピザ」なる特注のピザを注文しており、らぁらもピザの配達で顔を合わせているのだが、ファンシーモードの彼女が北条そふぃだとは全く気付いていなかった。後にファンシーモードのまま外に出たそふぃとプリパラ内で出会い、髪で隠れた彼女の素顔を目撃するも「そふぃさんに似てる」と感じただけでやはりそふぃとは気づかなかった。第9話でファンシーモード入りするのを間近で目撃し、ようやくらぁらもそれを認識した。
レッドフラッシュなしの本当の自分を見せることを恐れウサギに言われるままのクールなアイドル像を演じ続けていたが、らぁらとの出会いがきっかけで次第に今の自分を変えたいと思うようになる。
そしてついにはウサギが決めたアイドルグループの結成を自らの意志で断り、らぁら、みれぃとともに3人チーム「そらみスマイル」を結成した。
そらみスマイル結成後は素の性格で通すようになり、レッドフラッシュもライブの時以外は極力摂取を控えている。
このキャラチェンジで旧来のファンの一部が離れてしまった一方、逆に新たなファンも獲得しておりみれぃ曰くファンの総数はキャラチェンジ前の2割増しとのこと。キャラチェンジ以降のファンからは「ライブ、頑張らないでね!」というよくわからない応援をされている。
私生活でも極力自分の力だけで頑張ろうとしており徐々に自力で生活できるようにもなっているが、やはり体力の無さや天然さが災いして思うようにいかず親衛隊やコスモを冷や冷やさせている。
21話では親衛隊から「久しぶりにやってほしい」と要望があったため、久々にクールキャラでステージに上がった。
42話では冒険家をしている父親(声:稲田徹)が初登場。そふぃの為に「伝説のパワフルうめ~ぼし」を探していたが、プラジルのプリフォルニアに新たに梅農園を立ち上げ、彼女をそこに住まわせようとした。らぁら達とプリパラを続けたい彼女はアロマゲドンの誘惑にも負けず父を説得しようとしたが、農園の梅の木は桜だった事が判明し説得する以前の問題が発生してしまう。結果的にプラジル行が無くなった事でライブ自体はそんな父を励ますものとなり、ライブを見た彼は娘の成長に感動し、彼女の意思を尊重して新たに桜を扱った新規事業に精を出すべくプラジルに旅立った。後にこの桜は桃の木であった事が判明し、「スーパーミラクルうめぇピーチ」として実を成している。
また母親らしき人物も、137話のワンカットで登場している。
クラゲ好きなのか、作中では時折クラゲのコスプレをしたりクラゲモチーフの水着を着たりしている。3rdシーズンからはサパンナからやってきたハシビロコウと戯れていることが多い。
『アイドルタイムプリパラ』からは神アイドルの使命としてプクオカのプリパラへ派遣され、みれぃの勧めで7話にてパパラ宿へと訪れた。
なんとハシビロコウに乗って駆けつけ、アクシデントこそあったもののクールモードで道行く女子を虜にしパパラ宿のプリパラ発展に貢献した。
容姿
髪型はプリパラ、現実世界共にピンク髪(※)の姫カット。ファンシーモード時は髪がボサボサになり、グレーのジャージを身に纏っている(梅干しを食べると即座にアイドル衣装に戻る)
※:ゲーム版において彼女の髪色は「そふぃピンク」というパーツ名であり、本項でもこちらに準拠する。ただし実際のところマゼンタに近い
彼女のアイキャッチは現実とプリパラではなくファンシーとアイドルという変化が拝める。
そのため、仮にトモチケを見られても、トモチケにアイドルの顔写真を登録すればファンシーモードと同一だと気づかれる事はない(らぁらの場合、栄子がらぁらのトモチケを拾ったことで現実の彼女と同一だと気づかれた)。親衛隊の存在が彼女にとっての虎の威を借る狐である為か、ファンシーモードのまま1人になるとそふぃである事に気づいてもらえないほど存在感がなくなる様子。
13話以降は自分で髪をセットするようになり、そのセットが完璧でないためにアホ毛が追加されるようになる。アイキャッチのプリパラチェンジ前の格好もアホ毛が追加された制服の姿に変更され、以降そふぃのデフォルト姿はこちらのアホ毛姿になっている。
レッドフラッシュを口にするとアイドルモードになるため、一時的にアホ毛も消滅する。
2期以降はクラゲのコスプレをすることが増えている。後に筺体でコーデ化された。
楽曲
曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|
太陽のflare sherbet | 三重野瞳 | 山原一浩 | 山原一浩 |
クール・スター | 三重野瞳 | 菅原高枝 | 菅原高枝 |
太陽のflare sherbet サクラシャワーver. | 三重野瞳、大場小ゆり | 山原一浩 | 山原一浩 |
Red Flash Revolution | 松井洋平 | 桑原聖 | 酒井拓也 |
関連イラスト
余談
アニメスタッフにはセクシー担当の一人とみなされている節がある。
代表的なものとして、セカンドシーズン第2クールED『胸キュンLove Song』の、寝室でのベビードール姿が挙げられるだろう。20世紀を代表するセックスシンボルとまで称されたマリリン・モンローの著名なエピソードの一つである"寝るときはシャネルの5番"を模した絵は放送当時から視聴者の反響が良くも悪くも大きく、BPOに視聴者からの苦情が届いたこともあり、2015年8月22日の放送以降は『大漁漁船』スタイルに変更されるほどであった。
しかし、その変更の発端となった肩紐のズレに関しては修正後の漁師姿でも維持されており、大漁旗と合わせて大きくネタにされた。
(そんな『大漁漁船』スタイルのグッズが、まさか商品化されるとは誰が予想したであろうか。)
しかしアニメスタッフがそれに懲りた……なんてことはなかったらしく、後に公開された劇場版「み〜んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!」においてただ一人煽情的なドレスをまとって登場、その色気を劇場のPOPや銀幕で見せつけた。
細かいところだと、第61話でひびきから奪った馬に馬術用の鞭ではなくなぜかSM用の鞭を入れたりらぁらとみれぃに頬キスで喝を入れるなどの大暴れを見せ、110話で披露したメイキングドラマでは谷間が描写され、アニメにおいてはセクシーさの表現である姉譲りの唇描写も数度あり、プリパラという作品の中にあっては独自の立ち位置を持っている。
また27話でそふぃが見れいと共にらぁらの家を訪れた際にそふぃが身に着けていた防寒着がどう見てもどっかの国の武装組織風な防寒着で視聴者を驚かせた(しかも作中の人物達は一切その事に触れていない)
因みにこの防寒着、dvd版では色が黒から黄緑に変更されている。
初期設定では「リズ」という名前で、「0才から子役として活躍」という設定があった。それ以外は現在とほぼ同じ。
関連項目
高峰みおん 紫吹蘭 新条ひなき いずれも主人公チーム内のベテランアイドル。
蓮城寺べる カラーリングが共通
萌黄えも キラッとプリ☆チャンにおける中の人繋がり