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オルクセン王国史の編集履歴

2021-08-18 21:20:52 バージョン

オルクセン王国史

おるくせんおうこくし

小説家になろうに掲載されている小説。 正式名称は「オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~」だが、名前が長すぎるためこの名前で記述する

「平和なエルフの国に、オークたちが攻め込んできた」

よく目にする、そんなフレーズ。

では、彼らは一体なぜエルフの国に攻め込むのか。

国を亡ぼすほどの大軍勢を、どうやってその場に送り込んだというのか。

そんな疑問に挑む、ひとつの近代軍事ファンタジー。連載です。



概要

「オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~」とは、小説家になろうに掲載されている小説。

作者は樽見 京一郎。

異世界もののラノベでは使い古された感のある「平和なエルフの国をオークたちが攻める」というシチュエーションを、戦争の理由、兵站などの多方面から描いた戦記。


あらすじ

豚頭族(オーク)の王、グスタフ・ファルケンハイン

彼はとある日の狩猟で、銃で撃たれ倒れていた一人のダークエルフを見つける。

目を覚ました彼女―ダークエルフ氏族長、ディネルース・アンダリエル―の口から語られたのは、エルフの国で、白エルフがダークエルフを殺戮し、民族浄化を行っている。という情報だった・・・


主な登場人物

オルクセン王国

グスタフ・ファルケンハイン

オーク族。魔種族統一国家オルクセン国王。

とある日の狩猟で、狩場に倒れていたディネルースを助かる。

ディネルース・アンダリエル

ダークエルフ族。氏族長。

エルフィンド内での民族浄化から、仲間のダークエルフとともに隣国へ逃れようとしていた。

追っ手の射撃で倒れていたところをグスタフに助けられる。

カール・ヘルムート・ゼーベック

オーク族。オルクセン国軍参謀本部参謀総長。上級大将。

アロイジウス・シュヴェーリン

オーク族。上級大将。北部軍司令官。

アウグスト・ツィーテン

オーク族。上級大将。陸軍騎兵監。

ヴェルナー・ラインダース

大鷲族。少将。国軍大鷲軍団団長。

エーリッヒ・グレーベン

オーク族。国軍参謀本部次長兼作戦局長。少将。

エルンスト・グリンデマン

海軍第11戦隊司令兼砲艦「メーヴェ」艦長。中佐。

マクシミリアン・ロイター

海軍荒海艦隊司令長官。大将。

フロリアン・タウベルト

コボルト族。ビーグル種。陸軍輜重輸卒。

アドヴィン

巨狼族。王護衛役。


イアヴァスリル・アイナリンド

ダークエルフ族。氏族長。


ラエルノア・ケレブリン

ダークエルフ族。副氏族長。


登場兵器

艦船

砲艦メーヴェ

艦船。コルモラン型砲艦三番艦。

排水量七五〇トン。衝角付き。武装は一二センチ砲二門。

仮装巡洋艦ゼーアドラー

オルクセン王国所属の仮装巡洋艦。平時はオルクセン第二の船会社「北オルク汽船」に所属し、貨客船「キルシュバオム」として活躍しているが、戦時には仮装巡洋艦に改造しやすいよう設計されている

排水量三八〇〇トン

開戦1~2日前に、本国からの電信指示で寄港中のキャメロット港からオルクセン、ネーベンシュトラントに帰港。そのまま入渠し仮装巡洋艦に改造され、通商破壊作戦に投入された。

仮装巡洋艦プフラオメ

ゼーアドラーの同型艦。平時は貨客船「プフラオメ」として活躍している。

基本的なデータはゼーアドラーと同じだが、仮装巡洋艦としての艦名は不明。

排水量三八〇〇トン

開戦1~2日前に、本国からの電信指示で寄港中のグロワールト港からオルクセン、ネーベンシュトラントに帰港。そのまま入渠し仮装巡洋艦に改造され、通商破壊作戦に投入された。

銃器、砲など

エアハルトGew74

4年前に制式採用された、オルクセンの最新鋭歩兵銃

動作方法はボルトアクション式単発。

最大射程距離は1700mで、他国の小銃と撃ち合った場合、圧倒的な有利に立つことができる。

オルクセンの高い技術力で可動部の隙間を極限までなくし、同時に装薬から弾頭まで全く新しいものを開発し、制式採用している。

エアハルトKar74

Gew74の銃身を短縮した騎兵銃仕様のもの。

騎兵銃は銃身が短いため射程に劣るとされているが、本銃は元となったGew74自体の性能が桁違いであるため、騎兵銃としては異例の射程800mを誇る。


世界観及び国の設定

全体的な世界観

こちらの世界は、いわゆる異世界ものと同じく、人間、エルフ、オーク複数の種族が存在するファンタジー的な世界である。

しかし、この世界が他の異世界ものと違う点は、すでに産業革命市民革命が起こっており、や動力付きの艦船、魚雷などが実用化されていることであろう。

これにより、よく異世界ものと聞いて思い浮かべる剣と魔法の世界から、産業革命を境に「銃と魔法」の世界に変貌を遂げている。

国家

オルクセン王国

「魔種族統一国家オルクセン」とも。グスタフ・ファルケンハインを国王とした多民族国家。

巨狼コボルト大鷲など、エルフの手で駆逐された魔族種を領民として受け入れ、他種族を食べることを国法で禁忌としている。多民族国家の様相を呈する

現在のオルクセンの繁栄は、コボルトの魔術力と商才、ドワーフの技術、大鷲の天候予測など、他種族の技術に支えられていると言っても過言ではない。

エルフの国、エルフィンドとは、国境のシルヴァン川を挟んで隣り合っており、120年ほど前までは戦争を行っていたが、現在では戦争を行っていない。ただし、個人レベルでの交易すらなく、国交断絶に近い状態。

エルフィンド

エルフの国であり、オルクセンの隣国。

国境のシルヴァン川を挟んで隣り合っており、120年ほど前までは戦争を行っていたが、現在では戦争を行っていない。ただし、個人レベルでの交易すらなく、国交断絶に近い状態。

白エルフとダークエルフの2つの種族が存在し、白エルフはダークエルフに対する差別意識を持っている。また、人口も白エルフの方が多い。

また、白エルフは120年前のオルクセンとの戦争に乗じてドワーフの国を滅ぼしている。

今回、白エルフのダークエルフに対する民族浄化がオルクセンにバレ、オルクセンの介入を招いた。


外部リンク

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関連タグ

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