概要
アメリカ合衆国西海岸にあるカリフォルニア州北部の街サンフランシスコから、自動車でさらに北に1時間ほど移動した場所にあるナパバレーの、曲がりくねった山道パトリック・ロードで頻繁に目撃されるという怪生物。
複数形であるレボブス(Rebobs)や、目撃される場所からナパ・レボブ(Napa Rebob)、また単にフライングモンキー(Flying Monkey)とも呼ばれる。
見た目は児童文学『オズの魔法使い』に登場する翼猿(ウィングド・モンキー)を思わせる翼を持つ猿のようで、その正体はマッドサイエンティストによって造り出されたバイオロボットであるといわれている。(半猿・半人間や半猿・半ロボットという目撃証言もある)
なぜナパバレーにこのような怪生物が棲むのかというと、この地は核兵器や生物兵器が使用された際に、大統領達が避難するために秘密裏に建造された終末安全センターおよび、それらの維持に必要な物資を備蓄するための倉庫が隠されているからであるといわれている。
地元では仰々しく砲塔などで武装された施設や、黒いヘリコプターが定期的に発着する様子が目撃されており、噂に信憑性が生まれている。
その施設の入り口はビクトリア時代のような装飾がある遺構で、入った者が不利益になるといった警告文が立て看板に書かれているが、それでも子供などが好奇心から侵入して奥に進もうとするので、この怪生物の群れに襲われるのだという。