概要
この記事で紹介するかぼちゃマスクとは、小説『閃光のハサウェイ』で主人公のハサウェイ・ノア、ヒロインのギギ・アンダルシア達特権階級の人間が乗るハウンゼンを乗っ取ったハイジャッカー達の中で、マフティー・エリンを名乗った男を指す。
ハイジャッカーはマフティー・ナビーユ・エリンではなく、オーストラリアの北部の街に集い始めている不穏分子オエンベリ軍の一派にしか過ぎず、かぼちゃマスク自体もマフティーその人ではなかった。
1989年の小説版では挿絵が無く、どんな姿かは確認不明であった。
2000年になると、ゲーム作品「SDガンダム GGENERATION-F」で初めてバストアップ絵が描かれた。
2021年に公開された劇場用アニメでは、初めて等身大のシルエットが描かれた。YouTube上で、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|冒頭15分53秒(Aパート)』が公開されると、その部分でしか出番が無いにも関わらず、ハウンゼンで乗客を2名も殺害するなど暴れておきながら、最後は主人公のハサウェイに対してのやられ役もこなし、視聴者に強烈な印象を残すこととなった。
アニメ化後のインターネット上での反響
YouTube上で、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|冒頭15分53秒(Aパート)』が公開されると、動画に自動で生成される字幕に「神経がいらだつ!」の部分が「陰茎が苛立つ!」に誤って変換されてしまった。
すると、そのスクリーンショットがTwitterに転載された事でバズった。
今度は、Youtubeとニコニコ動画でしらとり氏が海外では有名なmemeである『The Pumpkin Dance』に劇場版閃光のハサウェイのテーマ曲である[Alexandros](有効リンク、記法の制約につき赤字)の『閃光』を流した「やっちゃいなよ!そんな偽物なんか!」というMADが投稿されたことで、一躍連邦に反省を促すダンスというネットミームとして定着した。
そういった反響を受けて、劇場用アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の監督である村瀬修功がかぼちゃマスクのコスプレを行うなどの反応が見られた。