諸元
艦籍番号 | FFMH-Y101 |
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分類 | 高速モビルスーツフリーゲート |
概要
ザフトがフリーダムとジャスティス二機の核動力MSとの連携を前提として建造された戦闘艦兼母艦。
核エンジンの整備に必要な専用設備や機材を搭載し、在来MSのスペックを大きく上回った両機をサポートするため、これまでのザフト艦でも随一の速力を誇り、当時アークエンジェルと肩を並べたナスカ級すらも追い抜いた。
大気圏内での運用は確認されていない。
元々が実験艦ということもあり、武装は積極的に攻撃するよりも艦の防御に重点が置かれ、艦体各所に多数のミサイル発射管や機関砲を装備しており、ビーム兵器は殆ど搭載されていない。
そのため、実弾兵器を無効化するPS装甲の類を搭載しているMS相手には分が悪く、そのような相手が接近した場合、専らフリーダムやジャスティスなどの搭載機からの援護に依存する形となっている。
艦体はローズレッドに塗装されており、各所に設置された羽根のような外装が特徴。
初期は核の整備の都合上、2機しか搭載出来なかったが、ヤキンドゥーエ戦後に改修されたのか、5機程度まで収容可能となった模様。
艦長はアンドリュー・バルトフェルド。マーチン・ダコスタが補佐を務める。
時々、ラクス・クラインが指揮を執ることもあり、SEEDの発現によって、第二次ヤキンドゥーエ攻防戦やメサイア攻防戦で優れた指揮能力を発揮、艦名の通り最後までクサナギやアークエンジェルと共に前線で戦い、撃沈されることなく二度の戦乱終結を経験した。
武装
単装エネルギー収束火線砲
艦橋前方に装備される単装ビーム砲。
連射は出来ないが、殆どのMSなら一撃で破壊可能。
上面にもある程度の射角を保持しているが、基本的に正面にしか発砲出来ない。
66mm連装レールガン
艦橋後方の両舷に2門装備される小型連装レールガン。対空迎撃用。
ミサイル発射管
艦体全方位に多数装備されたミサイル発射管。
既存の艦艇のそれを上回る高密度のミサイル弾幕を張ることが可能。
58mmCIWS
全周囲に設置された近接防御用機関砲。
ミサイルと共に迎撃に多用される。
オプション
ミーティア
搭載機が使用していない場合、艦体前方にドッキングされ、可動砲台として機能する。
エネルギー消費は大きいが、強力なビームを発射可能。
ミサイルの使用の可不可は不明。