概要
結ヶ丘女子高等学校とは、テレビアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』に登場する架空の私立の女子校。2020年3月16日から電撃G'sマガジンの特設サイトで新校名の募集が行われ、5月15日にラブライブ!の公式twitterで発表された。
ティザービジュアルにより、所在地が原宿である事が推測されているが、発表されたばかりなので校内の詳細は不明な部分が多い。
アニメ版
普通科(右)と音楽科(左)があり、制服は科によってトップス部分が異なっている(スカートは共通)が、9話で理事長方針により学科問わずどちらの制服を着ても良くなり、葉月恋は音楽科在籍のまま普通科の制服に変えている(明確な理由は語っておらず、他メンバーに合わせたのか、あるいは昔の母親の面影を重ねているのかはわからない)。
かつて存在した「神宮音楽学校」の伝統を受け継ぐ高校とされており、澁谷かのんもその音楽科への進学を熱望していた。一方で、そのためか生徒を含む関係者の間では暗黙のうちに「音楽科こそ花形、普通科は普通」とでもいうような雰囲気が共有されている。
こうした音楽科ヘゲモニーの有り様は、
- 第1話での入学式のシーンで、音楽科生徒の席が普通科生徒の席より前に設けられている
- その入学式の式辞で、理事長が音楽科の意義を殊更強調する
…といった事実から見て取ることができるだろう。
創立者の娘であり、暫定的な生徒会を任され、「例え部活動であっても、音楽に関することで、他の学校より劣後することは認められない」と言い切る音楽科生徒の葉月恋は、そうした思想の体現者ともいえる。
そして、第7話にて恋が生徒会会長選挙に勝利した後、普通科の生徒にも配慮した公約を掲げていながら、就任直後に公約を反故にして「学園祭は音楽科メインで行う事」を宣言する。
当然、普通科の生徒達からの猛反発を招き、かのん達の行っているスクールアイドルとしての活動も一気に危機的状況に陥ってしまい、その打開の為に恋の生徒会長役職をリコールさせる為の活動を余儀なくされる事態となった。一方、音楽科の生徒達も学園祭の準備に非協力的な普通科に対して不満を抱き、両科の溝はどんどん深まっていく。理事長はこのままでは学園祭は中止すると恋に伝える事態になる。
しかし、前身の神宮音楽学校で行われていたスクールアイドル活動とその結果、そしてそれに関わった恋の母親の結ヶ丘創立に込めた強い想いが、かのんによって全校集会の場で明らかにされ、そしてそれを受けて恋の態度が変化したことに伴い、普通科と音楽科の溝は修復され、そして対等な関係になった。
教員
全校集会の場では理事長と共に立ち並ぶ、3人の教師と思われる人物の描写があるが、これで全員かは不明で、またストーリーにも9話の時点で一切関知していない。
生徒
- 澁谷かのん(普通科)
- 唐可可(普通科)
- 嵐千砂都(音楽科→普通科) ※ 6話の終わりで転科
- 平安名すみれ(普通科)
- 葉月恋(音楽科) ※ 9話にて制服は普通科のものに変更(事情は前述)、あくまで服装のみ変更で転科はしていない
- ななみ(普通科)
- やえ(普通科)
- ここの(普通科)