概要
『バイオハザード6』クリス編のラスボス。
深海コンビナートに保管されていた巨大なサナギから誕生した大型クリーチャー。
上半身が人間、下半身がタコかイカのようになっており、透明のゼリー質な肉体によって体内の内臓や骨格が透けて見えるグロテスクな外見が最大の特徴。
名称の『ハオス(Xaoc)』とはロシア語で『混沌(Chaos)』を意味する。
カーラ・ラダメスの「世界を壊す」計画の真の切り札であり、これまでカーラが起こしたバイオテロは全てハオスを覚醒させ解き放つまでの時間稼ぎに過ぎなかった。
レポティッツァ同様C-ウイルスのガスを生成・散布する能力を持つが、その規模はレボディッツァの数千倍とも想定され、シミュレーションでは一匹でも世界を数日で滅ぼせるとされており、これ自体が生きた戦略兵器とも呼べるほどの絶望的な脅威を秘めている。
更に分裂して個体数を増やすことも可能とされ、正しく世界をC-ウイルスによるバイオハザードで滅ぼすために生み出された悪夢のような存在である。
どちらかと言えば水中での活動に適しており、陸上ではやや動きが鈍い。
戦闘能力も高く、巨体から繰り出される圧倒的なパワーと破壊力は当然ながら、爆発すると強酸性の溶解液を巻き散らす肉塊弾をばら撒いたり、無数の触手を展開するなど激しい攻撃を仕掛けてくる。
莫大な水圧の掛かる暗闇の深海で難なく活動する生命力の高さに加え再生能力を持ち、ジュアヴォ同様甚大なダメージを受けるとサナギ化して損傷を完全に回復することが可能。
弱点は体内の奥深くに位置する3つの心臓であり、ここを全て破壊されると死亡する。