曖昧さ回避
- 『ストライク・ザ・ブラッド』の登場キャラ⇒アスタルテ(ストライク・ザ・ブラッド)
- 『ファイアーエムブレム 暁の女神』の登場キャラ→アスタルテ(暁の女神)
概要
ウガリット神話に登場する、メソポタミア神話のイナンナ・イシュタルの系譜を受け継ぐ愛と豊穣の女神である。メソポタミアのみならず地中海沿岸でも当地の女神と習合したり神話体系に取り込まれる形で広く信仰された。
こうした経緯により様々な言語に彼女の名が移し替えられており、表記ゆれが多い。
アスタルテ(Astarte)は現代でもよく用いられる発音・表記であり、ウィキペディアの英語版、スペイン語版ではこの表記が使われている(日本語版では「アスタルト」)。
同じくイシュタルの系譜であるアナトが美しいと称されるのに対し、アスタルテは愛らしいとされる。アナトと共に嵐と雨の神バアルを補佐し、バアルが海神ヤムを打ち破った際はヤムを慰撫するために彼に与えられたという。
関連タグ
シュブ=ニグラス:ゼリア・ビショップが書きラヴクラフトが添削した小説『墳丘の怪』において「洗練されたアスタルテのようなもの(a kind of sophisticated Astarte)」と呼ばれている。