概要
リ・エスティーゼ王国に拠点を構える、アダマンタイト級冒険者チーム。
もう一つのアダマンタイト級チーム『朱の雫』と共に、国内に二つしか存在しない最強の冒険者チームとして双璧を成している。
リーダーであるラキュースが貴族出身で尚且つラナー王女と友人同士という事もあり、王宮や貴族社会にも強力なコネを持ち、単なる冒険者チームで終わらない政治力を有している。
メンバー全員が女性かつ、一人の例外もなく何らかの変人という妙な共通性がある。
書籍版14巻における魔導国の王国侵攻では、最後まで抗戦の意思を貫くつもりでいたラキュースは漆黒聖典からの引き抜きを断り、皆と共に王国に残った。
しかしラキュース以外の仲間達は王国よりも仲間の命を優先したいと考えていたため、四人でラキュースに不意打ちを喰らわせ《人間魅了（チャームパーソン）》で従わせた後は、転移魔法で王国から南東の位置に存在する｢滅びた国の王都である、炎で清められた廃墟｣へ向かって行った。
メンバー
チームリーダーの神官戦士。支援から戦闘まで幅広くこなす。隠れ厨二病。
前衛の戦士。チェリーハンター。
後衛の魔法詠唱者。偏屈。
忍者の双子姉妹。ティアはレズビアン、ティナはショタコン。更に両者ともスケベ。
元所属の死霊術師。イビルアイを後任に選んで冒険者を引退した。元十三英雄の一人。
余談
上述の14巻では作者は蒼の薔薇を殺す展開にしたかったそうなのだが、そうすると（恐らくラキュース以外の面々が）｢キャラらしからぬ行動｣を取ってしまう事になるため、それは絶対許されないとしてやむなく全員生存する展開にした模様。
