概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場回はTC7巻収録「ネズミとばくだん」。
ドラえもんがネズミ退治の為に、あの「地球破壊爆弾」の前座として取り出したひみつ道具である。
外観は普通の銃に見えるが、その威力はドラえもん曰く「一瞬で鉄筋ビルを煙にしてしまう」とのこと。
鉄筋コンクリート製のビルを2階建てと仮定すると、最低でも雑居ビルぐらいは蒸発させる威力ということになり、ドラえもんがこの道具と同時に取り出した武器「ジャンボ・ガン」(戦車を一発で破壊する威力)と同じく、とてもじゃないが野比家の家屋内で使う武器ではない。
上記のエピソードでは未使用に終わったが、『ドラえもん 最新ひみつ道具大事典』ではドラミがゴキブリに対して使用している。
水田わさび版アニメ「ネズミが去るまであと4時間」では「ウルトラ・クラッシャー」という名称に変更されている(ただし後に放送された同アニメオリジナルエピソード「十二支変身サイコロ」では、この道具の名称が「熱線銃」に戻っている)。
上記のジャンボ・ガンや地球破壊爆弾と同様に、ファンの間で度々「空気砲やショックガンより、この道具を鉄人兵団やニムゲに使えば良かったのでは?」と指摘されるひみつ道具の一つでもある。長期戦には向いていないのかもしれない。