概要
2010年2月25日結成。「出来そうで出来なさそうな事にチャレンジする」をモットーに、YouTubeを主軸に様々なエンタメ活動を続けているYouTuberグループ。現メンバーはシルクロード・ンダホ・ダーマ・ザカオ・モトキ・マサイの6名。6人中4人が専業YouTuberで、2人は兼業。
当初は全く違うチャンネルを作っていたが、一度チャンネルを削除して新しいチャンネルを作り、現在に至る。
2015年7月31日にUUUMに所属。同年1月1日にはサブチャンネルも開設した。
現在のチャンネル登録者数は652万人で、総再生回数は100億回以上と日本最多。
ニコニコ動画にも彼らの動画が転載されており、そこで知った人もいるのではなかろうか。
2019年までは7人体制だったが、2020年にメンバーの一人が不祥事を起こして無期限の動画出禁を言い渡されたため、現在は6人で活動している。
結成について
動画を始めたきっかけ
動画を投稿し始めたのは中学校の頃、思い出に残したいということで、卒業間際に撮影した動画を投稿したのがきっかけ。当時は土手で遊ぶ動画を主に出していた。
グループ名の由来
土手で遊んだ際、真冬の川に入って遊ぶ動画をアップした。その時「真冬の川で泳ぐ魚たち」という意味を込めて「フィッシャーズ(Fischer's)」と名付けたらしい。
メンバー
シルクロード
リーダー。たらこ唇がトレードマーク。
マサイ
サブリーダー。一番はっちゃける人。
ンダホ
ぽっちゃりの人。ドッキリの主な餌食。
ダーマ
メガネの人。最も堅実に生きてる人(メンバー談)。
ザカオ
ダンサーの人。ビビり一等賞。
モトキ
癒し担当。シルクの次にすばしっこい。
ぺけたん
細長い人。メンバー随一のシンガー。不祥事により出演停止中。
ロゴ
シルクロードのトレードマークであるタラコ唇をイメージしたサメっぽいキャラクター。ウオタミ(ファン)の間では「シャークロード」と呼ばれている。
2015年12月の終わり頃にはすでにアイコンが変わっており、2016年1月1日にロゴについて説明していた。デザインしたのはシルクロードとモトキ。
アデュー!
エンディングでは必ず「アデュー!」の掛け声で動画を締めくくる。
これはフランス語で「さようなら」「ごきげんよう」という意味がある挨拶文句だが、彼らの場合は「この動画の空気感にさようなら」「また次の動画で会いましょう」という意味合いで使っている。
ちなみにこの挨拶を使い始めたのは2013年1月14日の東京に大雪が降った日に上裸で遊ぶ動画で、一番最初に言ったのはザカオ。
人差し指と中指を揃えて某仮面ライダーのように「シュッ」と振るのがお約束になっている。一応統一されてはいるが、メンバーによって手つきは微妙に違う。
OP・ED
オープニングやエンディングは年の初めに新調するが、どれもこれもクオリティが高く、特にエンディングは何回も撮り直しする場合もあれば、一回で撮り終える場合もあるらしい。
チャンネル
Fischer's-フィッシャーズ-
メインチャンネル。先述の「出来そうで出来なさそうなことにチャレンジする」を不動のテーマに、屋内外問わずテーブルゲームからアスレチックまでとにかく全力で遊びまくる動画が中心。他にも、ドッキリや質問コーナー、「やってみた」系、シルクがソロで喋る「シルクの部屋」、心霊・都市伝説検証企画など、ジャンルは実にバラエティ豊か。視聴者からのリクエスト企画もやっており、時にはアンチや社会現象に物申す動画も上げている。
1分間のテンション0%状態から急に100%までぶち上げた一発ギャグで水を口に含んだ相手を笑かす「テンション0,100%」や、料理経験ゼロのシルクとザカオがレシピを見ずに料理を作る「料理音痴クッキング」、口に水を含んでメンバーの顔をシンメトリーにした爆笑画像の応酬に耐える「笑ってはいけないシンメトリー」、指定された順番で見つかったメンバーが後に10万円を使って個人企画をやる「モヤモヤかくれんぼ」などの人気企画もここが発祥。
Fischer's-セカンダリ-
サブチャンネル。メインチャンネルの舞台裏や、メンバーの何気ない雑談や日常風景などの動画をアップしている。基本的にテロップ等の特殊効果は使われない。
テーマパーク
フィッシャーズパーク
2018年12月26日にオープンした、フィッシャーズ主催のアスレチックパーク。
巨大な倉庫を改造して作られており、中にはシルクロード監修の様々なアスレチック遊具が設置されている。地元の葛飾区の「下町らしさ」を意識した作りになっており、子供から大人まで幅広い層が楽しめるよう配慮が行き届いている。
シルクの長年の夢の一つであり、それまでフィッシャーズを支えてくれたリスナーへの恩返しも兼ねた一大企画である。
同時期にスポーツメーカーのReebokとのコラボTシャツの発売も決定しており、フィッシャーズパークにて先行発売された。
多くのファンが足を運び、2019年8月31日を以って閉園した。
曲
- チャンピオンロード
フィッシャーズ初のオリジナル曲。
CD収録する際に改めて撮り直した。
- 虹
Fischer'sの代表曲。
ここで初めてシルクがラップを披露する。
- サヨナラまたな
マサイが主人公となり、卒業を間近に控える高校生が3年間の高校生活を振り返るような歌詞となっている。
また、生徒役の多くがUUUMスタッフの皆さんである。
- 未完成人
夏祭りで見かけた女性に恋をしたンダホとぺけたんが主人公となっている。
MV中では現実のパートではンダホ・ぺけたん・モトキが出演し、残りのメンバーは『みかん星人』として出演している。
- 8月の坂
フィッシャーズの地元である葛飾区の紹介動画で出会った視聴者の方が『サヨナラまたな』を『8月の坂』と言い間違えたことから生まれた曲。
幼い日のシルク・ンダホ・ぺけたんが夏休みに海を目指して冒険する内容となっている。
MV中では幼い3人と大人のぺけたんがすれ違ったり、3人に海までの行き方をンダホが教えていたりしている。
- 葛飾ラプソディー(カバー)
葛飾区を舞台にした漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のOPテーマである。
この楽曲では初めてメンバー全員が歌っている。YouTubeに投稿されたMVでは動画の最後に両津勘吉役を務めたラサール石井からのメッセージが載せられている。
- 南中ソーラン Fischer's Version
フィッシャーズ風にアレンジされた南中ソーラン節。
ちなみにシルクは中学生時に南中ソーラン節の筆頭を務めたことがある。
- 好きなこと無制限
歌詞に「はいぺけたん声高い」とあるが、ぺけたんパートの声はこれまでで一番高い。
ONEPIECEコラボ
2018年6月4日、最強ジャンプ内企画として『ONEPIECE』とコラボすることが決定した。イラストも発表されている。
2018年8月より最強ジャンプにて「Fischer's × ONE PIECE 7つなぎの大秘宝」として連載開始。作者は脂小路蝉麿。
漫画の世界に吸い込まれた彼らがワンピースの世界を冒険するギャグ漫画。
元メンバー
ダイブー
誕生日:1995年2月26日
2015年10月26日に脱退。現在の動向は不明。
シルクの右腕的な人物で、「ダイブーの部屋」なる個人動画もあげていたらしいが、本人から削除依頼があったため、現在は全て消されている。虫が大の苦手で、毎回のようにネタにされていた。
プリケツ
タイムカプセルを掘り起こす動画、メンバー紹介の動画で登場するメンバー。その後個人の都合により脱退。三日月の形の仮面をかぶっている写真もある。
また、プリケツの携帯で撮った動画があり、そこには土手で遊ぶメンバー全員の姿が映っている。
「Fischer's」の名前を考えた人物で、一番最初に投稿された動画を撮影したのも彼。登場した際にはお面をかぶっていたという。
ハイドロポンプ
シルクロードの視聴者への返信コメントで名前のみ確認できる。写真や名前は公開されていない。