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ヘイロー(競走馬)の編集履歴

2021-11-10 08:02:59 バージョン

ヘイロー(競走馬)

へいろー

ヘイローとはアメリカの競走馬の一頭。

概要

1969年生まれ 1972クラシック世代

父ヘイルトゥリーズン、母コスマーに間に生まれる。母父コズミックボム。

母の姉はナタルマであり、世界を変えた伝説の種牡馬ノーザンダンサーは従兄弟。

名前の意味は「後光」(キリスト教の絵画にある神や天使の後ろで光るもの)


戦績

アメリカで主流であるダートを走るものの3着が限界であり、芝に移行。

芝の方が脚に合ったのかG2を制覇、その後にG1を1勝している。

その後、理由は不明ではあるが引退し、種牡馬となる。


種牡馬として

種牡馬としてはG1を4勝したglorious song、ケンタッキーダービーをノーザンダンサー以来のカナダから参戦で制するなどG1を5勝したSunnys Halo、G1を2勝したデヴィルズバッグ

G17勝の女傑グッバイヘイロー、G16勝のサンデーサイレンスと活躍馬を多数出した。

種牡馬としてもサザンヘイローが南米でリーディングサイアーを7年、デヴィルズバッグの弟であるセイントバラードが2005年にアメリカでリーディングサイアーになっている。

ヘイロー自身も1981年と1989々にアメリカリーディングサイアーを獲得した。


2000年、31歳と馬としてはかなり長生きな年齢でこの世をさった。


性格

気性が荒い競走馬の中でも気性面での話題で取り上げられることが多いほどの気性を持つ。

人を憎んでいた」「人が通りかかると殺そうとした」「鳥が隣に止まったら噛み付いてバケツにぶち込んだ」「猫が歩いてるのを見て蹴ろうとした」「移動中は噛まないようにカゴのようなものを口につけられた」と強烈な逸話が残る。

これに関しては人間から熊手(落ち葉をかき集める大きいタイプ)で叩かれるなどの虐待を受けたせいとされている。

ただ競争ではおとなしかったのか競争中に出遅れたや他馬を妨害したという話はない。


後世の影響

ヘイローの影響は日本で大きく、サンデーサイレンスが日本競馬を変えたと言うよりも、ヘイローの血が日本競馬を変えたと言ってもいいだろう。


サンデーサイレンス系の繁栄

日本における最大の影響。

サンデーサイレンス(SS)系は初年度産駒から活躍があり、全世代で必ずG1を取る馬がいた。

(重賞も全世代が一頭は獲得している。)

また三冠馬が孫二頭、ひ孫五頭、玄孫一頭と血が繋がっていないのはアパパネだけだったりする。デアリングタクトアーモンドアイは直系ではないものの、いまやSS系は日本の基盤となっており、SSの名前がある血統は必然的に彼の名もある。


•子孫の日本競馬初記録

ヘイローの血を引く馬で日本競馬初記録を達成したものも多い。

デヴィルズバッグの子であるタイキシャトルは日本初の外国産馬で顕彰になり、SSの子であるステイゴールドは日本生まれの日本厩舎所属で初の海外G1、グローリアスソングの孫であるメイセイオペラは地方所属のまま中央G1を勝っている。(ちなみにこの三頭は97世代の同期)


2005年にはアメリカのG1をひ孫のシーザリオが制覇。(父スペシャルウィーク)

2021にはひ孫のラヴズオンリーユーがBCを日本産駒で初制覇(父ディープインパクト)

その直後には玄孫のマルシュロレーヌが別のBCを制覇している(父オルフェーヴル)

国内ではヘイローインブリードのピクシーナイトがグラスワンダー→スクリーンヒーロー→モーリスと続く国内父系4代G1制覇を達成した。


関連項目

競走馬 種牡馬

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