概要
プロフィール
概要
シリーズ第一作から登場。
『戦国BASARA2』まではプレイヤー武将であったが、『戦国BASARA3』以降は既に祖国に帰ったらしく、大友宗麟の領土で名前と肖像のみの登場となっている。
遥か西洋の地から渡来した南蛮人で、群雄割拠の荒んだ戦国の世を平和へと導くべく、愛を高らかに謳ったザビー教なる新興宗教を立ち上げて、日本全土に布教せんと邁進する。
一応、宣教師フランシスコ・ザビエルをモチーフにしているようだが、恐らく(宗教等の)大人の事情からBASARAオリジナルのキャラクターとして扱われている。
因みにアニメは一期冒頭で、織田信長により既に殺されていると言う酷い扱いだった。
人物
切りそろえられた髭にトンスラ(キリスト教司祭の髪型、河童状態のてっぺんを剃り上げたヘアースタイル)の頭、巨岩のような丸く大きな体に宣教師のような黒いローブを着ている。
目的の為に手段を選ばず、手段の為に目的を忘れる狡猾なのか間抜けなのかよく分からない性格をしている。とにかく思い込めば一直線なのは確かであるが、目先の誘惑に負けて進路を切り替える節が度々見られる。
日本語があまり上手に扱えておらず、度々すっとんきょうな日本語を喋っている。
美的センスも他者と一線を画す、かなり個性的な感性をしており、肥前国に構えた居城は外から来た武将たちから、盛大に顰蹙を買っていた。
更に、自身の名前や姿をしたロボットを製作する等、見方によってはナルシストといえる一面も垣間見せている。
だが、その一方で対峙した相手によっては、意外と核心を突いた台詞をぶつける事もあり、只の変わり者でない一面も見せる。
自分の顔に酷似した謎の南蛮野菜(=パッと見は『ザビーの顔面があるチンゲン菜』)を栽培しており、『2』では食材探しに来たまつに持ち去られた後、鍋料理の具となるが、それを食べた利家と慶次は思わず卒倒してしまった。
ちなみに詳しい味の方は作中で、具体的に表現している場面はないものの、アニメ版で何故か長曾我部軍の食卓に出され、それを食べた慶次が顔を真っ青にしたり(一方で元親は生のまま平気で丸かじりしていた)、『3宴』において立花宗茂が(この野菜の事と思われる)南蛮野菜の味を「あれはひどかったなぁ…」と辟易している事からして、少なくとも美味ではない(or人を選ぶ)事は確かである。
バトルスタイル
武器は2丁の小型バズーカを扱う。
砲撃は勿論の事、トンファーのように使用し近接戦闘も行える。
大半の固有技は見た目に反して火力は控えめで、更に技が終了した後の隙が大きいのが難点。
更に移動速度も全キャラ中最低だが、固有技の中にはその鈍足をカバー出来るものもある(尚、移動速度を上げる装備品もあるが、ザビーだけその恩恵がないに等しい仕様になっている)。
バサラ技は、脚付きバズーカ砲による連続射撃。効果範囲は前方のみだが、雑魚敵の殲滅力は非常に高い。更に、技の始めのバズーカ落下と、技の終わりに投げ捨てるバズーカにも当たり判定があり、しかも当たった時のダメージがかなり大きい(MAX戦極ドライブで初段のバズーカ落下から、全段命中させれば『難易度:究極の本多忠勝も即死となる』)。
総合的な性能としては、良くも悪くもネタキャラのそれであり、使い易さよりも見た目の面白さ重視で戦った方がより輝く、上級者向けのキャラとも言える。
尚、ザビーの武器名はアルファベット一文字とカタカナで構成されているが、アルファベット部分を良く見ると、E→D→C→B→A→Sとランクアップしていっているのが分かる。
人物関係
・いつきとは信仰や愛の価値観の違いから明確な敵対関係にある。
・毛利元就をザビー教に引き込んで「サンデー毛利」と言う洗礼名を与えた。
・島津義弘も入信させ、洗礼名「チェスト島津」を贈った。
・上杉謙信に一目惚れをした事もあり、対戦時にはストーカーじみた発言をする。
・『戦国BASARA3』ではザビー本人代わって大友宗麟が「大友ザビー教」を設立。ちなみに宗麟とは過去に京都で面識がある事が3宴にて語られる。
学園BASARA
私立「BASARA学園」の英語教師。
「ザビー同好会」なる宗教団体もといファンクラブがある。
『2』でしばらく布教の旅に出ていたが、後に戻ってくる。
容姿は戦国と変化なし。
アニメでは最終回に意外なかたちで登場した。
関連イラスト
関連タグ
戦国BASARAシリーズ 戦国BASARA 戦国BASARA2
関連キャラクター