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概要編集

1979年、玩具会社ポピーが開発した映像玩具。

当時はまだビデオデッキビデオテープは高価で一般家庭にはほとんど普及しておらず、好きなキャラクターの映像を見るにはリアルタイムでテレビにかじりつくしかなかった時代にいつでも好きなキャラクターの動画を楽しめるという画期的なもので瞬く間に大ヒット商品となった。

交換式のカセット内に8mmフィルムが入っっており、それを本体に装填して、電池(単3乾電池2本)でフィルムを回すことで接眼レンズに目をつけて数分程度の映像を楽しめるというもの。

音声の無い電動ハンディ映写機といった感じの商品である。

本体が当時価格で2000~2500円。別売りのカセットが700~800円程度。


カセットのラインナップも実に豊富で

と男の子向け、女の子向けから高年齢層向けと幅広かった。


くるくるビデオ編集

くるくるてれびの後に発売された商品。

画面に投影するモニターが付いているプロジェクターのような商品でまた外側にスイッチがついているため、複数人で映像を見ることができるのが大きな特徴であった。

ただ複数人で見るというニーズがなかったのかくるくるてれびほどヒットはしなかった。


その後編集

正確な終売時期は不明だが、少なくとも80年代半ば頃までは対応カセットが発売されていたのが確認できる。

その後は家庭用ビデオカメラを模したデザインに変更した「カセットムービー ミニクル」が発売。

こちらも対応カセットが

それいけ!アンパンマン

仮面ライダーBLACKRX

クレヨンしんちゃん

忍者戦隊カクレンジャー

ブルースワット

ウルトラマンパワード

ガメラ大怪獣空中決戦

美少女戦士セーラームーンS

美少女戦士セーラームーンSuperS

といったラインナップが発売されており、少なくとも88〜95年の期間に発売されていた事が確認できる。

両者を合わせると約16年に渡って発売されていた実に息の長い商品だったと言える。


中古品購入時の注意編集

息の長かった商品ということもあり、ネットオークション等の中古市場に出品されることも少なくないが、カセットに使用している8mmフィルムは経年劣化によりフィルム同士の固着が発生しやすく、適切な状態で保存していないものは固着によりほぼ間違いなく再生できない状態になっていると見てよいだろう。

購入の際はきちんと再生できるかどうかの確認が必需であり、新品未開封をうたっているものや「動作未開封」などと書かれているものは特に注意が必要である。


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