「お前は良い奴だと思って忠告してやってんだ…このバトルあんまり頑張らない方が良いぜ…」
声優 | 真殿光昭 |
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搭乗車種 | 三菱・ランサーGSR_エボリューションVI_トミ・マキネンエディション(CP9A) |
ボディカラー | スコーティアホワイト |
主な外装パーツ | リアウイング取り外し |
ナンバー | 熊谷36 よ 86-502 |
概要
土坂峠でプロジェクトDと対戦するランエボチーム(名前は明かされていない)に所属する男。色白肌が特徴的。
走りの方は大したことのなかった相方の会川とは異なり、拓海や高橋涼介からはそこそこの実力者であると評されている。
しかし性根は会川と同じく腐っており、陰湿なやり方でプロジェクトDや拓海を追い詰めようとする。
作中の活躍
高橋啓介vs秋山渉のギャラリーとして初登場。雨で不安定になりながら走る2台を見ながら、「しょぼいもんだなFRなんて」と見下していた。
プロジェクトDとの対戦を前に、一条は自分たちのランエボを手掛けるチューニングショップと「多少インチキしても、勝つか引き分ければ金を出す」という契約を取り交わす。このことを会川に伝え、インチキをするように唆した。
プロジェクトDのプラクティス時間中には仲間に指示して、道路(会川の希望で啓介の走行車線)にオイルを撒いた。この作戦は成功し、啓介のFD3Sをクラッシュさせ致命的なダメージを与えた。
これで不戦勝に持ち込めると思われていたが、岩瀬恭子という思わぬ救世主の登場によりバトルは中止になる事無く、会川vs啓介は啓介の勝利に終わる。
せめて自分だけは勝利するべく、一条は拓海に「怖い人たちが来てるから頑張らない方がいいぞ(負けろとは言ってない)」とバトル前に脅しをかけるものの、松本の助言に加えて持ち前の集中力と反骨の精神を発揮した拓海には通用しなかった。
先行の一条はハイテク電子制御を目一杯遣うドライビングで善戦するが、ABS任せのブレーキングの甘さを拓海に看破されて差を詰められる。ブロックラインを取りインを締めまくる一条だが、路肩にオイルがあったことに気づかず、滑って膨らんで抜かれた。お察しの通りそこは自分が前日オイルを撒かせた場所であり、まさに自業自得、因果応報というしかない結末で敗北した。
腹の虫が収まらない二人は、バトル前に仲間のツテで予め呼んでおいた元暴走族のゴロツキたちに、プロジェクトDを(物理的に)潰させようとする。だが元暴走族のリーダーが実は群馬の人間で、しかも啓介の暴走族時代の舎弟だった事が判明。自分が応援していたプロジェクトDが相手と知らずに呼び出された彼はメンツを潰され激昂し、一条らが逆にキツいお灸を据えられる結末を迎えた。
余談
- 一条という名前はTVアニメ版の公式サイトやDVDパッケージの説明欄のみに記載され原作やアニメ劇中では明かされていない。原作では「このランエボのドライバー」とのみ、メディアによっては『ランエボVIの男』や『白悪(色白肌に由来)』などと呼ばれている。
- 相方の会川と共に『頭文字D作中のランエボ乗り=ガラの悪い連中』というイメージを植え付けてしまっている要因とされているが、先に登場した須藤京一や岩城清次は初登場時の態度こそ悪かったがバトル自体はフェアで実力も非常に高く、後に登場した小早川は実力は勿論の事、これまでのキャラと違いランエボを勝つための手段ではなく純粋に相棒として扱っているなど会川や一条とはキャラクターの方向性や実力が大きく異なる。ただし、先述の通り一条は会川に比べればそれなりに実力はある。他が圧倒的に速いのだが…