概要
『美少女戦士セーラームーン』のプリンス・エンディミオン×プリンセス・セレニティのNLカップリングタグ。
遠い昔、月の王女セレニティと地球の王子エンディミオンは種族を越えて恋に落ちたが、月の人間と地球の人間の接触は神の掟で禁じられていた。
だが、エンディミオンに想いを寄せる地球人のベリルがセレニティに憎しみを持った結果、クイン・メタリアに憑依されてダーク・キングダムを設立。不老長寿に憧れる地球人を先導し、『幻の銀水晶』を目的に月の王国（シルバー・ミレニアム）を攻め滅ぼすが、この時に地球の王国（ゴールデン・キングダム）も滅んでいる。
戦争を止められずに命を落としたセレニティとエンディミオンは、クイーン・セレニティの最後の力で月野うさぎと地場衛として未来の地球に転生した。
ある意味、物語の全ての元凶と言ってもよいカップル。
まもうさと同義に近いが、時代背景やコスチュームが違う場合に付けられる。
原作版・Crystal版
性格は転生後と同じ。セレニティは自然に憧れて地球にお忍びで降り立ち、エンディミオンと恋に落ちる。セレニティはエンディミオンの目の色を地球に例えている。
月と地球の戦争でエンディミオンがセレニティを庇って命を落とし、セレニティも伝説の聖剣で自害した。
転生後も前世の記憶が戻った後は、エンディミオンとセレニティとして会話することがある。
アニメ版
転生後と異なりセレニティはおしとやか、エンディミオンは積極的な性格。エンディミオンがタキシード仮面の扮装で月の仮面舞踏会に現れるシーンがある。衛が持っていた「星空のオルゴール」はセレニティがエンディミオンに贈った物。
エンディミオンは月に攻め入ったクイン・ベリルの求愛を断り、メタリアにセレニティ共々殺される。
『カセットコレクション3』のうさぎの回想によると、2人とも何らかの理由で孤独を感じていた。エンディミオンはセレニティとの逢瀬がバレて王族失格と見做され、『安らぎの井戸』に投じられる試練で死亡するはずだったが、銀水晶の力に導かれて現代のうさぎの前に現れることとなった。
実写ドラマ版
セレニティはプリンセスセーラームーンとして登場し、負の感情を感じたうさぎの体を乗っ取ってエンディミオンを探し回る。
シルバー・ミレニアムと地球国の両方を滅ぼしたのはダーク・キングダムではなく、エンディミオンを失ったセレニティということになっている。クイン・メタリアの正体も、エンディミオンを失ったセレニティの『負の心』の化身。
登場人物の中で「不吉な恋」と認識され、四天王は掟を破って祖国を滅ぼしたことを非難している。
関連イラスト
原作漫画・Crystal
テレビアニメ
