データ
公式設定
「ビッグデスターズ」月光軍団将軍。
敵対する勢力を痕跡残さず抹殺することを目的としており、アンデット型デジモンの軍を各地に潜ませ不穏な動きをしたデジモンを次々と抹殺している。
常に暗闇に潜み生きたことから感情を忘れ、殺戮すら好きでも嫌いでもない生活の一部となっている。
ただ月の下で死にゆくデジモンの消滅を見ることは唯一の充実と感じている。
ネオヴァンデモンはデジモンの精気を好む使い魔「イビルビル」を召喚でき、イビルビルを多く敵に向け放つ「ナイトメアレイド」を喰らったデジモンは見るも無残な姿となってしまう。
両腕を自在に伸縮させる「ブラッディストリームグレイド」は敵を確実に捕縛し、捕縛した敵に情報を全て吐かせた後その爪で引き千切る技。
そして闇のエネルギーを集約し胸の月が満ちたとき「ギャディアックレイド」を撃つ。
敵は周りを全て闇に変えられその先から一筋の閃光を見るが、その光は希望ではなく終焉の光。
概要
cv:黒田崇矢
ヴァンパイアランドを治めているデスジェネラルの1人で「月光のネオヴァンデモン」と呼ばれる。
単独でもシャウトモンX5のメテオインパクトを受け止めるほどに戦闘力が高い。
ヴァンパイアランドを黒い霧で覆い、永遠に朝の来ない世界に変えただけでなく、ロップモンの村から攫った沢山のロップモンを吸収し、その力で不死身の能力を得ていた(部下たちも同様に高い再生力を得ている)。住人からは恐怖の感情を徴収し、大魔殿に転送していた。また、ヴァンパイアランドの三日月は顔があり、不気味な表情を浮かべているが、恐らくこれもネオヴァンデモンの魔力の影響によるものだろう。
タイキたちが城に潜入してくることは予測済みであり、タイキのクロスローダーを奪い、棺桶から起床するという余裕に満ちた登場をした。ロップモンにクロスローダーを奪い返され、城のバリア装置を破壊されても戦況は変わらず、ナイトメアレイドでシャウトモンX5のエネルギーを吸い取り、デビモン&レディーデビモン軍団だけでなく、メタルグレイモンすらも強制デジクロスしてしまった。
伝説の存在である「白のロップモン」が弱点で、クロスハートに撤退するチャンスを与えてしまう。
地下神殿との戦いでは、白のロップモンに覚醒しかけていたロップモンとシャウトモンを吸収し一時は優位に立ったと思ったが、白のロップモンと同胞たちの力でダブルクロスしたシャウトモンDXに敗れた。
白のロップモンなど存在しないなどと高をを括っていたのが敗因となった。
それでも身体の大部分を失いながらも頭部だけで生き残っていたが、ベルゼブモンに踏み潰されてあっけなく最期を迎えた(『アドベンチャー』のヴァンデモンが敗れても仮面だけ残っていたシーンを彷彿とさせる)。
なお、デスジェネラルの中では配下がデビモンとレディーデビモンだけに偏っており、意外とオバケや吸血系のデジモン(バケモンとかボルトモンとかドラクモン)はいない。この点、雑多な種族を配下にしていたデジモンアドベンチャーのヴァンデモンとは対照的である。
漫画版では巻末のおまけにてお料理将軍のイタリアン担当として登場。
デジクロス
ネオヴァンデモンダークネスモード
ネオヴァンデモンダークネスモード2
さらにメタルグレイモンと強制デジクロスした姿。
左腕はトライデントアームのような形になり、蛇のようになった下半身の先にはメタルグレイモンの頭部がついている。
余談
攻撃しても蘇ってくる様は、ヴァンパイアというよりゾンビのようである。
グランドジェネラモンがシャウトモンX7とオレーグモンに敗れた影響でプリズンランドにいる彼の精神体が消滅する間際に「死んでよみがえり、また死ぬか…ふざけた話だぜ…」という言葉を残している。
無印だけでなく、02でも復活し、倒されたヴァンデモンを考えるとなんとも皮肉な言葉である。
なお、名前こそヴァンデモンだが、公式設定ではヴァンデモン種との関連は明らかにされていない。
進化ルートの一例
長らく明確な進化ルートが設定されていなかったが、バイタルブレス対応のDimカード「ダイナスティオブザデビル」にてやはりヴァンデモン系列の究極体だと判明した。
関連記事
ヴェノムヴァンデモン/ベリアルヴァンデモン:同じくヴァンデモン系列の究極体。