CV.高田由美
概要
緋立市立第四中学校に務める女性教師で優達が通う2年4組の担任。
作中屈指の爆乳を誇るグラマラスな眼鏡美女で、男子生徒の視線を集めている。
才色兼備な「いい女」を自称しているが、その実態はかなり残念な美人。
教師にも関わらず年下の男の子が大好きなショタコンであり、事あるごとに生徒の美里優とイケナイことをしている妄想に浸っている。それどころか直接的な淫行に及ぼうとすることも珍しくない。名前の由来も恐らく色情狂と思われる。
おまけに酒豪であるうえにギャンブル好きで、給料の大半は酒とパチンコに消えている。そのため常に金欠で食費に苦慮している。エアコンや扇風機を買う事も出来ず、無断で学校のプールに忍び込み、全裸で行水していた事すらあった。一方で生徒や同僚達には自らの貧窮ぶりを隠し、見栄を張っている事が多い。
ダメ人間、性犯罪者予備軍と呼んでも差し支えない人物だが、教師とのしての資質と使命感は持ち合わせており、自身や生徒が非常事態に巻き込まれるなどの有事には、普段の様子から想像できないほどシリアスな言動を見せる。
対人関係
先述の通り事ある毎に優との淫行を企む為、彼のメイドである安藤まほろとは犬猿の仲。初期の頃はまほろと優の関係を邪推し、家庭訪問という名目で偵察を行っていたが、やがて調査よりも夕飯を食べに行くことが日課になってしまった。
また、自身が巨乳ゆえにまほろの体型を「貧乳」「洗濯板」などとからかう事が多く、ブチ切れたまほろに殴られるなどの実力行使を受ける事も珍しくない。
一方、まほろの料理は本当に美味しい為、学校でも「昨日食べた ブリ大根、美味しかったなぁ・・・」と思わず呟いてしまっている（これを聴いたまほろは、焼売をこっそりと彼女のお弁当にサービスしてあげた）。また、寝食を共にする中で密かにまほろとの友情も芽生えており、優も二人の関係を「あれはあれで仲が良い」と評している。
その残念な本性が知れ渡るにつれて、教え子たちからも呆れられたりドン引きされる事が多くなったが、良くも悪くも親しみやすい性格故か慕われている。
実は三人姉妹で自身は次女。作中では妹の式条詩織が登場している。
ドラマCD「どらまてぃっく」では
まほろが風邪をこじらせてしまったことを聴いて『夏場でもちょっとしたことでも体調を崩しちゃうな季節だから、身体には気を付けなさい』と心配をしていた。（が、本心は『まほろの手料理を食べることができずに苦労した』とのことである）
美里家で食事をしていた時は、酒も入っていて強く酔っていたが『学校はね、勉学をして多くの知識を身に着けるための場所であり 子の躾をする場所ではないのよ？ 親はね、（子が社会に出ても恥ずかしくないように）最低限の躾をしろって言うんだ！！』と教師が勉学や知識を授ける役割以外のことに立ち向かい、苦労を抱えていることを暴露した。（これを聴いた まほろは『先生という職業は、知識を授ける以外の苦労も抱えていて・・・大変なんですね』と眠ってしまった彼女に優しく語りかけ、労った。
特技
意外な事にヴァイオリンを弾く趣味を持ち、週末には公園で演奏会を開催している。演奏力は非常に高く、まほろが思わず「きっと心清らかで美しい人が演奏しているに違いない」と断言してしまったほど。
また、かなりの大食いであり、飲食代の無料サービスを懸けて早食いチャレンジに挑戦する事も多い（当然、人外であるまほろやみなわには敵わないが）。
関連タグ
安藤まほろ：美里家でメイドとして働く女性。最大のライバルである。
美里優、安藤みなわ、佐倉深雪、等々力凛、大江千鶴子、浜口俊也、川原清巳：2年4組の教え子たち。
ジェニファー・ポートマン：アニメ『この醜くも美しい世界』の登場人物。式条と同じく高田氏が演じており、酒好きの美女であり、悩みを抱えている少年少女の相談を聴いて解決の道へ導く指導者的役割で、シリアスなシチュエーションで活躍するなど、式条を意識してデザインされたと思われるキャラクター（アニメ版の製作スタッフも共通している）。
裸身活殺拳：ガイナックスの『バトルスキンパニック』に登場する拳法だが、同社のゲーム『まほろまてぃっく☆あどべんちゃー』で習得している設定となり、原作にも逆輸入された。
20年後
【原作漫画】
緋立市立第四中学校の校長に就任。朝礼時に静かにしない生徒達を戦慄させるほどの迫力を持っているが、色っぽい容姿は変わらない。出世してもセクハラ発言は相変わらずである。部下になった元教え子・凛に怒られる事が日常になっているようだ。
【アニメ版】
20年後に戦いの世界に身を投じた優(cv：神奈延年)と再会。彼の荒んだ様子に気付き、「また会いましょう、生きていれば」という再会を望んでいるとも見捨てたとも受け取れる言葉を発して去っていた。
