ジェニファー・ポートマン
じぇにふぁーぽーとまん
CV.高田由美
登場は物語第二話から、明時市の近くの河原で発見された謎の巨大生物の調査をしていた。
調査の結果、対象は古生代に繁栄した大型の節足動物とよく似ているものらしいが発見された状態が酷く周囲には巨大生物の血液と思われるものが大量に散らされているうえ巨大生物本体もほぼ原形をとどめないほどに破壊されていた。 この事をより詳しく調査するため翌日、西野家の下宿にお世話になる。
自分の寝床になる【西野家】の来訪初日に出会った一人の少女が『宇宙から来た存在』と聞くと、生態調査を含め彼女とシャワーを浴びる。
曰く『見たところ、普通の人間と寸分違わないけど・・・・どこからどう見ても立派な【地球人】よ』とのこと だが、彼女が『同じようで違い、違うようで同じで、誰にも近づけず、離れることもできない』ことに『いっそ、何もかも違うものだったらよかったのに・・・!!』という悩みをしっかりと受け止め、相談を受ける。
ヒカリがいなくなった(といっても、彼女曰く『散歩』をしようとしただけだったらしい・・・)時に捜索に躊躇いがあったマリの抱いている感情や恋のライバルについてゆっくりと紐解き、彼女をヒカリ捜索へと押し出した。 その際に『ごめんね、おせっかいで』と謝罪を込めた。
アカリがやって来た時には「ヒカリと同じく宇宙から来た」というワードに惹きこまれ、西野家会議に混ざる。 その時に仮説として『ヒカリとアカリは、元々は一つの存在であった』ということを立て、『宇宙を人間の姿のままでやって来るには、宇宙は広すぎずとても耐えることができない』ということそして『最初は 精神体(エネルギー生命体) としてやって来て、人間の姿になったのは地球にやって来てから』という分析をしていく。
寝起きであったにもかかわらず、瞬間的に仮説を一つ組み上げてしまう驚異的な頭脳を持っている。
だが、彼女の凄さはこれだけではなかった
ヒカリが明時高校に通学できるよう、編入手続きをしてくれたのだ。 その証を皆に見せ
『どんなことでもお任せあれ・・・・あたしには、【不可能】なんてないんだから♫』とただならぬオーラを放っていたのである。
『なんで、あたしが運転手なわけよぉ~ ちっとも飲めないじゃんかよ!』
大のお酒好きで、一息つく時や考え事をする時でも酒を飲む。(初登場の第二話でも風呂上りに缶ビールを三本ほど飲んでいた
夏期休校期間では、キャンプに行けなくなった一丁に代わってタケル達の運転手&引率者となる。
(マリと約束したのだが、『二日酔いで昨日の事は、よく覚えていないのよね』とのこと)
『まぁまぁまぁ・・・飲みなはれ、 オニーたん!』
知り合ったばかりの酒飲み仲間のアイオニオスとビールを飲みまくり彼から情報を聴きだす。
(酒に呑まれた彼は何処かへ行ったあとでも、そこにはビール缶の山が形成されていた)
更に偶然現れた温泉を発見した時は何故かバンカラスタイルで登場し『わらしの仮説がたらしければぁ~ この山に温泉の水脈が見つかったのだぁぁぁっ!!』と呂律は回ってないが仮説を唱えた。
温泉入浴時でも『迎え酒、迎え酒・・・』と澄恵と共に日本酒を酌み交わす。
海の家の手伝いにも参加はするが、ビールを飲みながらの接客。酒は回っているが意識もハッキリとしており呂律も回っている。
誰よりも早く天候の変化に気づき、海に現れた龍型の巨大生物を竜巻越しに観測・分析を瞬時に行っていた。 後日、海外の研究機関への巨大生物と竹本タケルとヒカリについても調査していたため報告する。 晩御飯ではビールを片手に焼肉パーティーに参加したり、日本酒を飲みながら麻雀に挑みパーティーのムードメーカーとして大活躍。(麻雀の時は何故か、負けたら脱ぐ方向に走らせた。)
時にはシリアスに『現在、地球上に住む生物種の数は400万種を下らないと言われている・・・』と語ったり、時にはコミカルに『はぁ~い!ジェニファーでーす♫ いやぁ、前回のアレはボケとボケ同士のツッコミというか・・・えぇぇぇい、誰かなんとかおし!!』と語ったり、
時にはメタフィクションに『じゃあ、酒でも飲みながら待ってるから・・はい、とっとと主題歌スタート!』と語ったりする。
アニメ版と変わらないが、研究者としての彼女が強く出ている。
物語中盤に登場。 明時市の大学の研究資料を金で買い占めて、ヒカリ達がいる西野家付近にやってくる。 夏祭りの初日、マリが病に伏してしまった時に研究所の総力を挙げて彼女の研究と分析を行い、並行してヒカリ、タケル、リョウと次々と分析をしていった。
酒好きなところは健在で、一日で2ケース分の瓶ビールを飲み冗談交じりの言葉を発するとマリから『それ以上どこが育つんですか?』と聞かれた時に『子供には縁がない所かしらね』と回答。 すると、彼女は自身が作った梅酒をそこへとツッコまれる災難にあうが・・
『たまには・・・こういうのもいいかもね』と呟きながら梅酒を飲んで、静かに過ごすのであった・・・
ドラマCD1「DAY TIME」では、明時TVの気象予報士として活躍。「繰り返し伝えるのも仕事のうち」とADから言われるも、『もうクリエイティブじゃないわね~』と思わず愚痴をこぼす
(ブックレット内には、森見明日氏の描き下ろしイラストが描かれている。)
同じく収録されている「ジェニファー・マリの恋愛電話相談室」では、マリと共演。 事態の収拾がつかなくなったためフェードアウト役を担当した。
収録されている物語【いかす買い物】にも登場。 夕暮れ時の酒盛りをしている場面のみだが、その様子はあの人を思い起こさせる。
ドラマCD2「NIGHT TIME」に収録されている物語【憩の我が家】では、二ノ宮紀美が落ち込んでしまっている姿をこっそり見て心配したり(この事は伏せ一同には、『酒とかないかな? と探してたら珍しいもの見ちゃった♪ 何かあったのかしらね?』と伝えている。)、元気になった姿をヒカリから聞き瞬時に結論を導きだす役割を持つ。
同じく収録されている物語「もっと探して!」では、浅倉晋一と松村大治郎が持っている悩みの相談相手として活躍した。『何でもいいから話してごらん! 音楽代わりに聴いててやるからさ♪』と二人が悩みを抱いていることを見抜き 相談相手を買って出る。 悩みの種を聞くと、説教と解決のためのヒントを教えると 彼らに『ヒントはおしまい! あとは自分で考えなさい♫』と締めくくる
アイオニオスを演じた野田圭一氏のお気に入りキャラクターにあげられている。理由は「なんかエッチな感じで好き」とのこと
紅林浴香を演じた菊池由美氏のお気に入りキャラクターにあげられている。 理由は「演じられている方ご本人含めて外見・中身も大好き」とのこと
- ジェニファー・ポートマンを演じた高田由美をモデルとしたキャラクターが、コミック版で登場している。 明時市のクリーニング屋を営む妻で、娘が二人いる。 そのうちの一人は、高田由美のお気にいりキャラクターがファミリーネームを変えて登場した。
- 企画段階の時にキャラクターの名前で、スムーズに名前が決まったキャラである。(「ジェニファー・ロペス」+「ナタリー・ポートマン」の名前をそれぞれ合わせたもの)
- タケルとほぼ同じ身長である。
【警告】これより先、この女性の未来が記載されているため閲覧に注意されたし
【時の過ぎゆくまま】
ヒカリとヒカリに襲い掛かる巨大生物の関係、ヒカリ自身がどういう存在なのかを分析・仮説を出していく。
更にタケルの持つ能力が何のためにあるのかを伝え、【七度目の大絶滅】に遭遇することも予測していくが ヒカリと向き合うタケルに自分の仮説を修正する。
『あんたの持っているその能力は、他の化け物と違って自分の意志で抑えこみ、自分のものにしてしまっている。 ヒカリを生み出したのがあんたなら、もしかしたら・・・』と意味深なことを伝え、彼に『色々と酷い事言っちゃったけど・・・許してね!』と謝罪し『お互い生きていたら・・・また会いましょ!』と次の場所と向かっていった。
向かった先は、与えられた使命を果たすために行動するアイオニオス。見たことがない赤い蝶をまじまじと見つめると 彼から『その蝶は、生命の素だが仮の姿でしかありません。』と語られる。
更に『それは、これから誕生する生命かもしれないし誕生できない生命かもしれない。しかし我々にとって大事なのは、常に未来である』ということ聞く。
アナスタシスの消滅により生み出された巨大な閃光に呑まれると衣服が剥がれるが、彼がバスタオルを巻いてくれていた。
彼にこれから世界がどうなるのかを尋ねると、『この世界は、むしろここからが新たな出発点。今度は私達が未来を生み出すのではなく、貴女方が未来を試すのです。私達が次に目覚める時は、おそらく実を結んでいることでしょう』
と・・・その後彼とクオンはコアを残して次に目覚めるその瞬間まで休眠に入る。それからは、彼らのコアを首飾りにして肌身離さず身に着けて生活をしている。
【コミック版では】
事態が変わると赤い蝶が次々と森から生まれた際に瞬時に枯れているのではなく『樹木が一斉に死滅している』ことを見抜く。
リョウに盗聴用にマイクを仕込んでいたことをツッコまれず、思わず『ツッコンでよ、そこは・・・』と本心を伝える。 ※彼の返しは『ツッコミを入れるのは、紀美の役なので』
更にタケルとヒカリがどのような選択をしていくのかを黙って見届けるという行動をとり、彼らがとった選択を素直に受け止め研究チームを率いて研究所がある故郷へ帰国。
マリが、ヒカリが去ってからのタケルの状況を綴った手紙を毎日送られてきており、あの事件の後のタケルやリョウが気になったため部下の瀧本と共に日本へ向かい答えを見届けると瞬時に帰国することを彼女に伝える。 曰く『ハッピーエンドは、私好みじゃあないのよ♪』