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センシティブな作品

紅林浴香

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くればやしあみか

紅林浴香とは、この醜くも美しい世界に登場するキャラクターである。 ※ここでは原作(以後:アニメ版)とコミック版の違いも表記しておく

CV:菊地由美

概要

アニメでは第一話から登場。タケル達と同じ明時高等学校に通う生徒で、水泳部に所属している。背が高くスタイルがよい。竹本タケル西野マリとは付き合いが長く、タケルのことは「タケル」と呼び捨てている。一方で、二ノ宮リョウのことを「リョウ様」と呼び慕っていて、クラスメートの漆島桜子と共にファンを自称している。

人物観察能力が高く面倒見がよい性格の持ち主で、マリの恋を桜子と共に応援しており、素直に想いを伝えられない彼女の背中を押してあげている(ヒカリを助けたタケルに『子供ができたからカンパしろって?』という少々曲がった解釈をしていた)。

裁縫を特技としていてマリ、桜子と一緒に、ヒカリとアカリの服を一晩で製作する職人技を披露した。 年頃の女の子らしくオシャレで、スカート系ファッションの他にもパンツ系ファッションもお披露目している。

物語全体を通して桜子と共に活躍をするが、タケルとヒカリの恋愛にも背中を押してあげている。

物語序盤では

第二話ではマリ、桜子と共にヒカリのために服を製作。 桜子と共に素直な感想を言えなかったタケルに対し『愛想つかされるぞ?』と心配をかける。

第三話では、普段一緒にいることが多いリョウと一緒にいない期間が多くなったタケルを桜子と共に茶化す場面があるが、その心境はタケルと同じく【リョウが いきなり変わったこと】が気になっていた。

第四話では、アカリについての西野家会議でのマリとジェニファーの流れを紀美に質問をされた際に『まぁ、ここ最近は・・・特に?』と回答したり、ヒカリがグラビアアイドル級のスタイルの持ち主であることに対し桜子と共にジェニファーが仮説として立てた【精神体説】に票を入れたりとコミカルな役回りをこなす。

第五話では、アイオニオスの男性陣から質問された時の対応と女性陣から質問された時の対応の温度差を感じ取ったりタケルの心境を読んだりと活躍をみせる

物語中盤では

第六話では、「ヒカリとアカリを色んなところへ連れて行こう!」という企画者の一員。 山へキャンプに行った際 マリや桜子、ヒカリ達と楽しそうに【水辺にたたずみ】遊ぶ可愛らしい姿を見せる。(これを双眼鏡で見ていた大治郎曰く『かなりいい!!!・・・・・これで、あの性格さえなければなぁ・・・・』と呟いた)

肝試しでも活躍する・・・予定がトラブルにより活躍できずに終わった。

第七話で海水浴に行った時は、お店の手伝い(おそらくアルバイター扱い)を行う。

ヒカリに好意を抱いているが上手く踏み出せないタケルに『女の子って行動で示して欲しいものなのよ』とアドバイスする。 マリにも『キスの一つや二つしちゃわないと、タケルをヒカリちゃんに取られるぞ?』とアドバイスをしていく。 (その日の夜に行われた、バーベキューでヒカリがタケルとキスをしたことを聴くと、思わず赤面した。

マリの恋の一歩を応援するべく桜子と共に買い物に随伴。 彼女の恋愛を応援していくのだが・・・

コミック版では

アニメ版とほとんど変わりはないが、裁縫による衣装製作がお披露目されない。 タケルのことは「タケル君」と呼び、作中のヒロインの一人としてのベクトルが強く出ている。

タケルがヒカリを助けた時は「裸の女の子を連れ込んだって聞いたけど?」と曲がった解釈をせず、直球で聞いてきた。

物語序盤では

リョウと桜子と共に下校している。(その場にタケルもいたのだが、理由は『リョウ様と下校しているのであって、タケル君と帰っているわけじゃないのよ』とのこと

その後、彼らと共にタケルの部屋で話を弾ませる。 タケルの理想の女の子像を語る時の『浴香よりもスタイルがよくて・・・』という言葉に、少々難しい顔をしていた。リョウがその要素を取り入れた理想像を描き起こすためのスケッチブックが必要と読み、素早く用意した。

初めてヒカリと出会った時、彼女がリョウを呼び捨てで呼んでいたことに軽くショックを受けていた。

海水浴では、桜子と共に水着姿をお披露目。 リョウと共にマリの恋愛を桜子と共に応援し、バーベキューの時はタケルの胃袋を心配した。(ヒカリが製作した巨大オニギリを食べる姿を見て、胃薬を出した)

温泉に入った時でも、海水浴に来たことで『少しは素直になれたんじゃない?』とマリの背中を押したりするが、帰宅時にタケルとヒカリを見て『二人は一足先に一歩前進かな?』と観察した。

物語中盤では

桜子と共に浴衣姿を披露。折角の夏祭りなのに、謎の病にかかり始めたマリのために桜子と共に夕飯の支度を手伝う。 マリが病に倒れるとお見舞いにやってきた。

ドラマCDでは

ドラマCD1「DAY TIME」に収録されている物語【スタンド・バイ・ミー】では、マリから幼少時のタケルがどういう子だったのかということを聞いている時に『母性本能ってのかな、守ってあげたくなっちゃうなぁ あたしは』と漏らした、そのことについて桜子から『そういうのがタイプ?』と聞かれた際は『昔の話よ!』と回答。 マリの話を扉の向こうから盗み聞きしていた晋一大治郎に押し倒された際に胸を揉まれるというトラブルにあう(曰く『いい揉み心地』とのこと)。

CMでは「西野バイク便」のナレーターを担当。

【激★店・明時出張所】では、桜子と共にゲストで御呼ばれされた。 紹介した商品は『ヒカリ・アカリの衣装』を出品した(レプリカであるが、直に採寸・裁縫した二人だからこそ出品できた。)

お値段は555,5555円

<第108次西野屋会議>では、同人誌即売会に駆り出される。桜子とコスプレイヤーとして参加

し、「まほろまてぃっく」の安藤まほろの衣装をお披露目(本人曰く『慣れてくると気持ちいい』)。

ドラマCD2「NIGHT TIME」に収録されている物語【もっと探して】では、晋一、大治郎、桜子と共に主役を貰う。 【恋愛経験が豊富なこと】と【人物観察ができていること】が最大限に活かされるが、それが原因となり男子二人と一時的に亀裂を作ってしまう。

自宅の風呂で桜子と一緒に身体を清めている時に『宇宙人の女の子とそこらの女子では、月とスッポン、太陽と一円玉』という言葉がよぎり 『魅力がないのかな?』と内心感じていた。

物語後半で、桜子と共に彼らと口論に発展し溝が深まった・・・かと思われたが、あることがきっかけで桜子と一緒に晋一、大治郎らに助けられたことで仲が良くなったようだ(後日、桜子と<助けてもらった御礼>として彼らにアイスクリームを御馳走した。しかし、追加注文はNGのサインで理由は『実は、こっちも金欠なの♫』とのこと)。 この出来事があったからか 本編12話では、バイクについて教えてもらおうとする晋一と大治郎の慌てふためく様子をみて 笑顔で『やれやれ♫』と仕草を取る

CMコスプレキャバレー「あにまん」では、虎縞ビキニを着た鬼娘のコスプレを披露(ブックレットに描き下ろされている)

ブックレット内では、桜子と同じく『三人目に立候補!!!』と手を挙げていた。また、マリの言葉に対して『「とりおまてぃっく」は、永遠だと思ったんだけどなぁ・・・』と役者同士のネタを披露した。

お披露目した衣装

※括弧内にはアニメ版での登場回。コミック版でお披露目したものは☆で表記。

・競泳水着(第一話)☆

・私服A(第二話) ☆

・制服(第二話、第三話、第五話) ☆

・体操服(第五話)

・私服B(第四話)

・私服C(第六話)

・ろくろ首(第六話)

・水着ウェイトレス(第七話)

・私服D(第八話)

・浴衣(第八話)☆

・私服E(第九話)

・私服F(第十話、第十一話)

・水着☆

余談

「あみか」という名前は、女性誌で「好きなひらがなを上げてください」という記事を見て生まれたもので キャラクターデザイナーの高村和宏氏曰く『思い入れのある名前なので、何らかの形でまた登場させたい』とのこと

自宅はマリの家の隣(第二話で本人が明かしており、設定画にも描かれている。)

初期設定では、<タケルに恋心を抱いている>というものがあったが事情により採用されなかった

単行本第一巻のカバー見返しでは、リョウと結婚した場合の浴香と桜子が描かれていて 浴香は赤子のアカリを抱き 桜子は赤子のヒカリをおぶっていた。この時、マリに「日本では一夫多妻と重婚は禁止!」とツッコミを入れられた。

第十話でアイオニオスに「オニ上」と愛称をつける。(これはヒカリが「オニ君」と呼んだ時の元ネタが関係している。

ドラマCD1「DAY TIME」ではタケルのことを珍しく『竹本』と苗字で呼んでいる場面がある。

また、ドラマCD1に収録されている「スタンド・バイ・ミー」への次回予告をサブキャラクターズの中で唯一単体で貰っている(本編第八話の次回予告は、桜子と一緒に貰っている)。

『はいはい、わかってます。どうせ私には、彼氏はいませんよーだ・・・脇役キャラに彼氏なし・・・【この恨み、晴らさでおくべきか!!】ってなわけで、この鬱憤をマリにぶつけちゃいたいと思いまーす♫』

関連項目

この醜くも美しい世界

佐倉深雪:「まほろまてぃっく」にて氏が演じたキャラ。主人公の幼馴染であるが、こちらは短髪で妹達がいる

【警告】これより先、この少女の未来が記載されているため閲覧には注意されたし

【時の過ぎゆくまま】

タケルが変身した事が真実であった事、空が赤い蝶の群れに覆われる怪現象を目の当たりにする。

その中でタケルを追いかけるマリ、アカリを追いかけるリョウの究極の選択を迫られる事に・・・

マリを追いかけた先は、荒れ果てたブナの森に到着。 その後、巨大な閃光に包まれ想定外な出来事に安堵しマリを気に掛けた。

二学期が始まった時、変身したマリと晋一と大治郎を桜子と共に見守りながら日々を送っている。

物語終盤では

タケルが気を遣い『俺もお前達を家まで送るよ』と言われるが、『タケル君は、マリの傍にいてあげて。 じゃないと、私達がここまで来た意味がなくなっちゃうから・・・』と言い、気を遣った。

マリの恋の進展を喜んでいたがリョウから「タケルに想いを寄せていたこと」を見抜かれる。

『10年越しの初恋かぁ・・・タケル君が居候して以来だから マリにとっては【初めて意識した一番身近な男の子】だものね』

『浴香もずっと見て来たんだ』

『そりゃお隣さんだし、マリとタケル君は古くからの友達で・・・』

『そうじゃなくてさ』

『・・・・バレてましたか』

今までずっと「タケル君」と呼んでいたのは、昔タケルに想いを寄せていたが、マリがタケルに想いを寄せていることに気づいて『マリが 君付け で呼んでいるのに、自分だけ呼び捨てにするわけにいかないじゃない』という理由から

ヒカリじゃなくてマリを応援してあげたくなってしまっていた理由は『あの娘は不器用だから、おさげと一緒に自分の気持ちを縛ってしまっている。「親戚だから」とか「幼馴染だから」とか、そんなシステムにこだわる必要はなく、こだわるのいつだって自分の願いに対してでいいのに』と桜子に打ち明けている。

一年後、タケル達と共に海へ向かう。 その時に桜子が配慮が足りない発言をしてしまったことを、咎めた。

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