概要
登場は第三話から、アカリのために衣服を調達したあと食糧の調達を行い支えていた。小さな身体だが、力があり ボートを雨風凌げる樹木の上に運んだり、自分よりも大きな寿司桶やスイカを運び出したのも彼(?)である。
ある日、アカリのためにスイカ畑からスイカを一玉持っていこうとしたら持ち主達に発見・逃亡中に猫に連れ去られるというトラブルに遭遇。 その後リョウとアカリによって無事に救出され事なきを得た。(後にアカリと共に二ノ宮家の一員となる。
感情表現も豊かで、嬉しいことや楽しいことがあった時は微笑みながら円を描くようにステップを踏み 怒った時は怒らせた相手に体当たりを食らわせ 哀しい時は泣いたりする。
眠る時は帽子を顔の前に倒したような感じで睡眠をとる。
基本的にアカリや紀美達と行動するが、時々アイオニオスと行動を共にすることがある。
第九話ではジェニファーの自己責任祭り(と称した酒盛り)にアイオニオスと共にその喜びを分かち合ったこともある ※酒は飲めないが
コミック版では
ポジションはほとんど変わらない。が、降りかかるトラブルはスイカ畑の持ち主達に追い回されるだけで猫に誘拐されない。 アカリの手によって救出されるわけではなく、リョウに救出されてアカリの下へと無事に生還している。 その後、アカリと共に二ノ宮家にやってきて家族の一員となった。
アカリが地球へと帰化する際は共に消滅せず、最後まで一つの生命体として残っている。
ドラマCDでは
ドラマCD1「DAY TIME」に収録されている物語<いかす買い物>でヒカリ、アカリと共にお使いに向かう。 彼女らと行動している時に、猫に誘拐されるというトラブルに遭遇してしまうが無事に救出された。
<明時万歳クッキング>では、何故か鍋の中に入っていた(ブックレット内のイラストにて
「この醜くも美しい世界-ビジュアルファンブック-」にて
西野マリを演じた真田アサミのお気に入りキャラクターにあげられている。 曰く『エンディングでテルテル坊主と一緒に並んで登場する姿がとてもラブリーで、真田もクオンが欲しいです!』とのこと
松村大治郎を演じた荻原秀樹のお気に入りキャラクターにあげられている。曰く『自分の肩に乗っけて歩きたい!』とのこと
余談
当初は音声担当が明かされていなかったが、のちに西野マリを演じた真田アサミだったことが明かされた。
※【これより先、物語の結末に触れる内容のため注意されたし】
『クオンは・・・滅びの扉を閉じる鍵・・・!!!』
物語終盤、アカリの口からクオンが「破壊を停める者」であることが明かされる。彼女からキスを受けると巨大な槍へと変化、ヒカリとタケルに力を貸した。
今までアカリが付けた名前としか明かされていなかったが、久遠とは<永遠>を意味する言葉で アカリが司る「存続」とリョウの「平穏」を願う者と常に傍らにいたとすると感慨深い。
役目を果たしたあとは、アイオニオスと共にコアだけを残し粒子となっていった。