概要
- ランク:不明(最低でもAランク以上だと思われる)
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
- 由来:アーサー王の選定の剣
セイバーが引き抜き、王となった選定の剣。生前のある行動によって永遠に失われた。
が、セイバールートでセイバーの生前の記憶を読み取った衛宮士郎が投影、複製品による劣化版でありながらバーサーカーの命を一度に7つ奪い、セイバーに勝利をもたらした。
なお、王権の象徴として作られた剣である為、装飾が華美な分「約束された勝利の剣」よりも武器としての精度は劣るとのこと。
ufotable版UBWのBlu-rayBox特典小説『Garden of Avalon』では、マーリン曰くこの剣の紛失は「約束された勝利の剣」を得るために必要な儀式だったとしている。
『プリズマ☆イリヤ_ツヴァイヘルツ!』ではこれらしき剣をクロエが投影し、矢として発射した。
また、異世界のアーサー王も生前所持していたが、モルガンの策略で失われたらしい。
Fate/GrandOrderでは
- ランク:B → B+(条件付きでA+)
- 種別:対人宝具(自身)
セイバー・リリィの宝具として登場。
真名解放では絶大な攻撃力を誇り、更には量こそ少な目ではあるがHP回復機能も備えている。
本作で初めてランクが公開された。しかしランクBでは設定的にバーサーカーを倒すことは不可能なため、本編のセイバーがかつて持っていた物とは異なる可能性がある。
ただし、この宝具は所持者が王として完成された時、聖剣に相応しい威力を発揮するとされており、ランクも「条件付でA+」と補足されている。
バーサーカー戦でのセイバーは王としての人生を全うした後のセイバーであるため、真価を発揮しA+状態であったとしても不思議ではない。
ただ、元々儀礼用の剣であるため、限定的な条件を満たせばエクスカリバーと同等の威力を獲得できるが、代償としてその魔力に耐えきれずにカリバーンは砕け散ってしまうというデメリットがある。
元々バーサーカー戦時のバッドエンドの一つにおいて、エクスカリバーが魔力不足ではなく本領を発揮すればバーサーカーを倒しきれた可能性が示唆されており、長年の謎であったカリバーンの七回殺しは崩壊前提ならばエクスカリバー並の威力を発揮出来る、という設定で一応の解決はしている。
ただやはりいろいろ疑問は残り、カリバーンを最初の投影の際、セイバーの力を借りず士郎が自力でバーサーカーの腕を切断している。つまり士郎が使ったものはランクA以上となる(バーサーカーの無敵は威力ではなく"格"判定の守りであり、たとえ威力が地球を滅ぼしうる程であろうとランクがB以下の場合は傷をつけられないと作中で説明されている)。それと十二の試練は一度受けた攻撃に対して耐性(同じ攻撃に対して防御力3倍)を得る(死なずとも効果がある)という設定があり、2度目のセイバーとの攻撃の際はカリバーンの攻撃が効きづらい状態ということになる。投影品のランクが1ランク落ちることを考えても、殺しすぎているように感じる。やはり別物なのか...?
ゲーム上での効果は【敵全体に強力な攻撃&自身のHPを大回復】。
長らくリリィ自身が予約登録限定だったことから、宝具レベルを上げることが実質不可能だったが、2016年1月中旬からの限定イベント「セイバーウォーズ」にて限定配布サーヴァントに抜擢され、予約登録を逃したプレイヤーでも入手可能かつ宝具レベルの強化が可能になった。
また宝具Lv5限定で《攻撃補正倍率UP&オーバーチャージ200%分の補正追加》という、破格のアッパー調整がかかり、カタログスペック以上の高火力を敵陣にお見舞いできる。
2018年3月のイベント復刻にて、宝具強化の強化クエストが実装され、威力面とHP回復量がさらに向上。宝具威力に特化したセイバーオルタの補正倍率を抜き去り、補正値では実装時点で単独2位に躍り出るという大強化となった。
HP回復量も1,000アップし、足りないHP量を補強するに十分な性能へと補強されている。
攻撃演出は、「真名を開放しながら剣を敵に向けて突き出し、切っ先から放たれた閃光が敵陣に着弾した瞬間に大爆発を起こす」というもの。
……なのだが、なぜかこの閃光、敵の股間に意図せずジャストミートしてしまう大変シュールな光景を作ってしまう。「セイバーウォーズ」でもネタにされ、セクハラ目的で宝具開放の練習相手に名乗り出たティーチ氏を二度も悶絶させている。
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