概要
『新世紀エヴァンゲリオン』及び『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(または派生作品)の登場人物である相田ケンスケと式波・アスカ・ラングレーのカップリングタグである。
なお、このCPが誕生するきっかけとなったのは、2021年3月8日に公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』で判明した出来事によるもので、多くのLASファンに大きな衝撃を与えたことは言うまでもない。
※ただし、あくまでCPなのでそれぞれの解釈が最も大切なことでもある。
ネタバレ
【注意】この先、『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』のネタバレを含んでいます。
ふたりの関係が判明したのは『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||]]』。
ニアサードインパクトを生き残った人々が集まって暮らしている第3村で保護され、寝床としてケンスケに家へ招待されたシンジだったが、そこにいたのはシャワーから上がったと思われる裸のアスカの姿だった。そんなアスカに特に動じていないケンスケ、そして彼を「ケンケン」と呼ぶアスカ。空白の14年間にケンスケとアスカは親密な関係となっており、多くのエヴァファンに衝撃を与えた。
このことにより、アスカファン及びLASファンは驚きと悲しみに包まれたが、一方でケンアスファンを多く獲得したのもまた事実である。
※もちろんLASファンの中でも彼とアスカの幸せを願う者も多く存在する。
アスカからケンスケへの感情は定かではなかったがケンスケが彼女に好意を抱く描写は数多くあり、
- 貞本版エヴァでは彼がアスカ(惣流)に一目惚れするシーンがある。
- 公式ゲーム『鋼鉄のガールフレンド 2nd』ではアスカを意識しており、この漫画版では直接彼女に告白もしている。
などから公式もまんざらではないのかもしれない。
なお、本編でもある『シン・エヴァ』では恋人同士よりも父親と娘の様な関係であるようにも見受けられる。何故このようになったのかは、是非『シン・エヴァ』を観ていただきたい。
余談
上記のとおり、本編(特にクライマックス)においてたいした出番のないケンスケと屈指の人気キャラかつメインキャラでもあるアスカとのやりとりは公開当初から話題になっており、もはや本編の結末以上に騒がれる始末になっていたのだが、その原因は「そもそも何でケンスケ・・・?」という疑問点だろう。これについては、監督の庵野氏の前作にして、エヴァの前身作と言えるふしぎの海のナディアに登場する主人公カップルであるジャンとナディアの特徴及び関係を見れば、少しは納得できるかもしれない。