概要
2011年9月30日にdualtailより発売された18禁戦略シミュレーションゲーム。
VenusBloodシリーズとしては第五作目だが、「魔族産卵触手SLG」の名の通りにヒロインは女神ではなく人や魔族になり、悪堕ちではなく出産・産卵させる形で一般ユニットを増やす方向に変化している。同系統のジャンルはシリーズでこの作品の他、「GAIA」と「Lagoon」あたりが該当する。
ストーリー
繁殖せよ! 魔族繁栄のために子を孕め!
――魔王ゼファード死す。
滅亡寸前の危機に追い込まれた魔王一族グリザーニ家とその民を守るため、魔王の娘ルキナ姫は、王の座を継ぐことを決意。
そして、ある淫魔族の青年が魔王城へと呼び戻された。
「妾の婿として、手を貸すのじゃ、キルト・オーデュエス!」
足りない兵は、触手で犯した母胎を孕ませて調達。
それには、魔王の秘宝の修復と錬金術の技術が必要だ。
こうして、魔王軍の権勢を取り戻すべく、魔族存亡を賭けた戦いが始まったのだった――
一方、不気味な沈黙を守り続けるもう一つの魔王家ロードリア。
魔界(アビス) の奥底で強大な武力を持ちながら介入してこない彼らは、いったい何が狙いなのか――?
人間・魔族・竜族を巻き込んだ波乱が起きるのは、もはや必定であった。
キャラクター
ルキナ・ヴェルベッド=グリザーニ
CV:安堂りゅう
所属:グリザーニ魔王軍/魔王
魔族の名門であるグリザーニ家の姫。いわゆる魔王の格を持つ高位の魔族。
先代魔王が人間に討たれた後、配下とその一族を守るために、後継者として若くして魔王の座に就いた。
責任感が強く、グリザーニの一族が滅びるのを防ぐために、ありとあらゆる手を打つ。
しかし、王としての重責の影に、時折年相応の顔を覗かせることもある。
ガーネット・トイクロス
CV:富樫ケイ
所属:グリザーニ魔王軍/魔族
ルキナの最も信頼する配下であり、魔王の近衛も兼ねているグリザーニ家筆頭将軍。
勇猛な有翼族の槍戦士で、疾風の猛将の異名を持つ。
武術では天性の才覚を持っており、若くして前魔王にも認められ頭角を現し始めていた。
先の人間と魔族の大戦の折、尊敬する前魔王・ゼファードを守れなかったことを悔いており、そのたった一人の娘であるルキナに対して、絶対の忠誠を誓っている。
サラーキア・コーデュロイ
CV:佐藤玲羅
所属:グリザーニ魔王軍/魔族
近年、グリザーニ魔王軍に所属することとなった魔術師。
魔術だけなく医術も得意としており、魔王軍お抱えの軍医として “ドクター” という肩書きでも呼ばれている。
普段は人型の魔族と遜色ない姿だが、その正体は妖艶な美貌と熟れた愛欲に満ちたスキュラ族である。