CV:武虎
概要
惑星ハイデリンの全てのドラゴン族の祖たる存在であり、「幻龍」の異名を持つ。
元々は「竜の星」と呼ばれるハイデリンとは異なる別の星に住んでいたが、「オメガ」をはじめとした「アルファトロン星」の機械文明の襲撃に遭い、生まれたばかりの子供達を守るため外宇宙へと逃げ延び、卵を抱えたまま逃避行の末に生まれたばかりの惑星ハイデリンにたどり着いた。
そして星の意思ハイデリンと接触し、惑星ハイデリンに住まう代わりに星を護るという契約を交わし、モードゥナの銀泪湖に守護者として暮らしていた。
その後エオルゼアとガレマール帝国の戦争の際、モードゥナに侵攻した帝国の戦艦「アグリウス」を身を挺して沈め、息絶える(この時、銀泪湖に墜落してミドガルズオルムの死骸が巻き付いたアグリウスは、現在は「黙約の塔」と呼ばれている)。
だが、肉体は滅びても魂は健在であり、幻体として光の戦士達の前に姿を現す。
そして光の戦士の力を見極めるため、光の加護を封印し、小さな竜の幻体となって旅に同行する。
その後、魔大陸で封印を解除し、光の加護を取り戻した光の戦士の力を認め、翼竜の幻体として光の戦士を背に乗せた。
以降も度々登場し、光の戦士やそれを取り巻く人間たちの動向を見守っている。
「次元の狭間オメガ」では、仇敵オメガとの確執により光の戦士たちに全面的に協力。
その際にオメガによって絶体絶命の窮地に陥った光の戦士を救出するために力を使い果たしてしまい、数百年に及ぶ休眠に入ることとなる。
また、オメガが検証のために再現された過去のミドガルズオルムも登場する。
「漆黒秘話」では異なる歴史を歩んだ人々と休眠から目覚めたミドガルズオルムのエピソードも語られている。
暁月編ではヴリトラからの呼び掛けに応じて自らの鱗を魔導船ラグナロクの部品として使うことを了承し、一時的に休眠から目覚める。
ウルティマ・トゥーレに再現された竜星の末期の光景では、星外脱出を呼び掛けたことで多くの同胞から臆病者との誹りを受けた中、彼に賛同した竜からは誰よりも賢く猛き翼だったと評されている。
七大天竜
ミドガルズオルムの直系の子にあたる七翼。
ハイデリンに栄えるドラゴンは全て彼らの子孫・眷属である。
光竜バハムート
闇竜ティアマット
共に南方の大陸(後にメラシディアと呼ばれる)に渡る。多くの子を成し竜族を繁栄させるも、アラグ帝国の侵攻によって運命を狂わされる。
聖竜フレースヴェルグ
ドラヴァニア雲海に住まう純白のドラゴン。1200年前もの昔に聖女シヴァと心を交わし、人とドラゴンとの融和の架け橋となったと云われる。
邪竜ニーズヘッグ
イシュガルドとの永きに渡る「竜詩戦争」の発端となったとされる、フレースヴェルグと対を成す漆黒のドラゴン。
詩竜ラタトスク
フレースヴェルグとニーズヘッグの妹にあたる一翼。好奇心旺盛な性格で、人との融和にも好意的であった。
星竜ヴリトラ
七大天竜の末子。有史よりも遠い昔からサベネア島に住まい、島の繁栄を見守ってきた。
月竜アジュダヤ
現在消息不明。暁月編でのヴリトラの呼び掛けにいつも通り返答しなかった、ということだけが語られている。
余談
ミドガルズオルムの名前の元ネタは北欧神話に登場する世界蛇であり、過去のFFシリーズにも蛇型の幻獣やモンスターとして登場している。
また、オメガと敵対している設定からFF5に登場した「神竜」もモデルになっていると思われる。
本編では基本的にミニオンサイズの小さい竜の姿で出てくるが、かわいらしい外見とは裏腹に声は渋いままなのでギャップが激しい。
関連タグ
ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア FF14 蒼天のイシュガルド ハイデリン
バハムート(FF14) ニーズヘッグ(FF14)…ミドガルズオルムの子供達。