概要
2020年に放送を開始したアニメ、『ひぐらしのなく頃に』。
当初はリメイク作かと思われていたが、その実態は完全新作であった。
その第1章となる。全4話。
本編のベースは原作の鬼隠し編である。
全ての惨劇を超えて仲間と共に歩む未来を歩んでいたはずの梨花、再び昭和58年6月の惨劇と死のループへと引きずり込まれていた。誰が彼女を殺すのか、惨劇のルールが何なのかは理解している。
そのはずだったのだが……
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タイトル一覧
以下鬼隠し編との主な違いを記す
ネタバレ注意
隠しでは自宅でレナと魅音を撲殺するが騙しではレナが圭一を殺害しようとする。
隠しでは2人が撲殺される前にレナ一人で圭一の家に行き門前払いをくらうが、騙しでは圭一が別の世界の記憶を持っており、信用する形でレナを家に入れる。
そして、レナが「父親を守る」と言いながら、持ってきた弁当箱の中身が凶器一式でレナが圭一を殺そうと包丁で刺したが圭一も抵抗する、そのうちにレナが死に圭一が生き残る。
そして、梨花と沙都子が二人きりの状態で包丁による刺し傷で死亡していた
以上の事から鬼騙し編では「鬼隠し編と罪滅し編のフラグが同時発生・進行していた」と推測される。
病院にいた圭一の怪我が腹部に見られないことやラストに発症を匂わすシーンが挟まれていたことから、殺し合いの途中からの描写が幻覚ではないかという指摘もある。
また、黒幕とその手口が判明したため、レナが罪滅ぼし編の時と同様に、リナや鉄平を殺害したのか、美人局自体あったのかどうかは不明である。
アンソロジー
2006年にひぐらしのなく頃に大賞審査員特別賞を受賞した同名の「鬼騙し編」という作品があり、アンソロジー集『語咄し編』第1巻に収録された。内容はアニメとは全く違い、北条悟史が主人公で行方不明にはなっておらず、圭一と同時に雛見沢におり、園崎詩音は園崎本家への疑いを深めなかった世界。悟史と詩音以外は梨花と同世代のようになっていてストーリーは圭一が考え出した鬼ごっことかくれんぼを合体させた遊び「鬼隠し」を遊んでいたら沙都子、魅音、圭一と次々に行方不明となり、悟史が立ち向かう。