シザーズリーゼ
しざーずりーぜ
図鑑データ
「ふふ、お会いできて光栄です。私は三安産業のエリザベスA型バイオロイド。普段はハサミのリーゼと呼ばれている庭師です」
概要
三安産業の、農地や庭園向けに製造された農業用バトルメイド「フェアリーシリーズ」の一機。剪定と害虫駆除を目的としたモデルで、巨大な庭手入れ用の剪定バサミが武器。
正式名称は「エリザベスA型」で型番に「A」が入っているため、恐らくバニラA1同様の廉価モデルと思われる。
リーゼは北ヨーロッパではエリザベスの略称に用いられることが多く、後述での性格の危険性から「血の伯爵夫人」と呼ばれたエリザベート・バートリがモデルと思われる。(彼女も親しい人間からはリーゼと呼ばれていた)
上記のように害虫駆除を目的に設計されているので、昆虫に対する知識はかなりあるとの事。これも後述の性格に関係してくる。
ゲーム中に登場するリーゼは、ラビアタ・プロトタイプがレジスタンス『21スクワッド』を結成する際に、復元されたメンバーの一人。
公式サイトでのDiyap氏の漫画では、ヘッチュンとかガイチュとかムッチというセリフがほとんどのため、日本でもファンからは親しみを込めて「むっち」と呼ばれる事も多い。
イラストの検索は2022年1月現在、ハングル語表記の「시저스리제」で検索した方がヒットする。
容姿
フェアリーシリーズの特徴である、生体電気による電子の翼で宙を舞っている。
エプロンドレスを基調とした正統派メイド服に身を包んでいるが、リーゼの容姿の特徴は何と言っても巨大な剪定バサミと、ハイライトのない赤い瞳であろう。
普段は常に穏やかな笑みを浮かべているが………?
性格
典型的なヤンデレキャラで、リーゼの代名詞でもある。
司令官(主人公)に対して強烈な独占欲を抱き、主人公に危害を加える者はもちろん、近づいてくる他のバイオロイド達のことも「害虫」とみなし、始末しようとする過激なヒロイン。
さらに直情的な性格で、ひとたび暴走を始めると会話が通じないレベルで狂乱してしまう。
因みに姉妹機であるオベロニア・レア、ダフネ、ドリアードもリーゼほどではないとはいえ、ヤンデレ気質というか主人に執着しがちな傾向がある。血筋なのかもしれない。
しかし、そんな主人公への一途な想いがリーゼにはあったからだろうか。イベント『楽園への招待状』(2021.11.10-2021.12.22)では、電脳空間に楽園を作ろうとしていたマキナの洗脳も効かなかった。
「害虫」に関してだがマキナを雌ブタ害虫、ロイヤル・アーセナルを性欲害虫、ブラックリリスの夢にたまたま一緒にいたスノーフェザーを鳥害虫と呼ぶなど、レパートリーが多い。
余談だが同じヤンデレ気質のリリスとはソリが合わないようで、彼女からは「ストーカー」と呼ばれているが、ヤンデレ同士で何か惹かれあうものもあるのか、現在オルカ艦内では喧嘩友達のような間柄になっている。
『楽園への招待状』の後日談とも言える第3章では、フェアリーシリーズの末っ子とも言うべきアクアと一緒に花冠を主人公にプレゼントとして渡し、お礼として額にキスをされ感動のあまり硬直する(ちなみに『手の甲にキス』を選ぶと感動のあまり気絶する)という、乙女そのものな一面を見せている。(光景を見ていたアクアは『レア姉さまああああ!!!リーゼ姉さまとご主人様がやったー!!!!』ととんでもない事を叫びながらレアの元に飛んで行った)
性能
現在登場しているフェアリーシリーズの中では、最も機動力が高い。
圧倒的な単発火力と高い攻撃力と行動力、高威力倍率のアクティブスキル、HP半分以下で発動する強烈な火力バフがパッシブと清々しいくらい攻撃に特化した性能を持ち、単体への瞬間的な火力で言えばAランクでありながらトップクラスのものを持っている。
このゲームはHPが25%を切る、いわゆる中破状態だと戦闘終了後もHPが回復しない仕様になっているため、わざと中破させることで常時パッシブを発動させることが可能。
欠点は射程距離が短いことと、このゲームの機動型の宿命だが、ノーリンクかつステータス無振りだとHP1240、防御力20という尋常ではない脆さ。被弾=即死のケースも多い。
尚、リーゼには「害虫破砕機」という彼女専用の補助装備がある。
Lv10まで強化すると攻撃力+120、命中率+30%、クリティカル率+15%、防御貫通+65%、攻撃力ダウン効果解除というチート性能な装置である。
Lv80以上、親密度80以上でSにランクアップ可能。