概要
手羽先高校の生徒である、猫ヶ洞青、春日井梢、岡崎育未の3人が所属しているチーム。
第42話でどのように結成されたのかという話が描かれた。
猫ヶ洞青は実験や研究、春日井梢は呪い(『まじない』という読みであり、具体的には占いと同じ。決して『のろい』と言わないように)やハンドクラフト、岡崎育未は天体観測と、特定の人が好む趣味を持っているのが特徴。
ミニアニメでも、他のチームと比べると趣味を披露している場面が多く、猫ヶ洞青の実験は第15話や第42話、春日井梢の占い(呪い(『まじない』))は第15話や第27話(一方でハンドクラフトは披露していない)、岡崎育未の天体観測は第27話で披露している。
メンバー
CV:成海瑠奈(2021年12月30日まで(参考))→各務華梨(2022年1月19日に発表(参考))
CV:佐伯伊織
CV:尾崎由香
カードゲームでは
カードゲームでの『⁂』は、第1弾の時と第2弾発売以降の時では、デッキの内容が物凄く異なる。
第1弾
Reコンボで、手札が4枚以下なら、エントリーからメンバーに置く際に、キャラのいるメンバーにも置ける『Reバースプレイヤー 青』、そしてそのReコンボの対応Reバースで、スパーク(エントリーインした際に発動する効果のこと)を連続して発動することが出来る『マッドサイエンティスト』を駆使し、連続してスパークを発動させてゲームを有利に進めるのが特徴だった。トライアルスタートデッキで収録された、単体除去の『猫ヶ洞 青』や、相手のキャラのATKを下げて、こちらはエントリーインの回数を増やせる『春日井 梢』、汎用ドローカードの『岡崎 育未』の存在もあり、Reバースのデッキの基本となるブロッカーもちゃんと存在している。『トReニティ』や『ヴィーナス』の場合は、汎用ドローカードがなかったが、このデッキの場合は汎用ドローカードが存在していたので問題はなかった。
しかし、エントリーインは運が絡むシステム。なので、場合によっては、デッキが回らなくなる可能性もあるため、運任せのデッキになることが多かった。また、スパークメインのデッキになるため、『Reバースプレイヤー 青』や、⁂専用のブロッカーである『私服の梢』、そしてスタートキャラを除けば、全てスパークのカードを入れることもあった。場合によっては、⁂属性がない『今日のオススメ 千春』や『宇宙を想う 育未』(勘違いしやすいと思うが、このカードはティーチングデッキ収録のカードであり、今とは違って、⁂属性がない)を入れることもあった。
第2弾
Reバース第2弾が発表され、Reバース第2弾のカードが、公式サイトで平日に1回発表される『今日のカード』で様々なカードが発表される中、とある日に衝撃的なカードが誕生した。『聡明ケミストリー 青』の登場である。メンバーと手札コストが必要になるが、スパーク効果が発動すると、相手のメンバーが全てレストする。つまり、1回目の攻撃の後に発動すると、相手の攻撃は止まってしまう。かなり強力なカードの登場もあり、一部の人からは『デュエル・マスターズ』の『ホーリー・スパーク』と呼ばれたことも。
加えて、待望のアタッカーとなる『Reバースパーティー! 梢』も登場し、さらに⁂は強化されていくかと思われた。
しかし、第1弾では豊富にあったスパーク効果を持つキャラカードが登場したが、第2弾では何故かスパーク効果を持つキャラカードが3種類しか増えなかった。一応⁂専用のドローカードである『全力!Reバースフェス 梢』(以前登場していた『岡崎 育未』よりもDEFが1大きい代わりに、本領発揮の条件に『⁂』属性指定が付いている)、控え室から⁂属性のキャラをエントリーに置ける『全力!Reバースフェス 育未』も登場しているのだが……。このため、連続スパークをメインとした⁂デッキは、あまり強化がされていないという状況になった。
……と思われた矢先、何故か⁂デッキが、第2弾によって強化された他のチームよりも大会で結果を残すようになった。実は、第2弾では、5枚目以降の『Reバースパーティー! 梢』となる『ハロウィンパーティー 梢』や、使いやすいスタートキャラである『研究熱心 青』など登場し、これらのカードを入れた、グッドスタッフ型のデッキにすることも可能になったのだ。Reバース構成も、回復6枚とスパーク効果で控え室からスパーク効果を発動させる&エントリーにいるキャラを控え室に置いて、次にエントリーインするキャラのATKを上げる効果を持つReバース(現時点では『受難の日々』『チーム名は「⁂」!』『星の導き』の3種類で、特に第2弾なら(『⁂』を考慮しなければ)『受難の日々』が収録されている)2枚(枚数は人によって異なる)を採用するという、公式の思惑とは違った構築になっていた。場合によっては、控え室から直接『Reバースパーティー! 梢』などをメンバーに置かせるために、『⁂』属性を持たない『宇宙を想う 育未』を採用しているデッキも。
このようなこともあり、2022年1月現在も、『ホロライブ』の『除去ライブ』や『新日本プロレス』のデッキ、『ガルパ☆ピコ』の『Morfonica』デッキ、『D4DJ』の『Merm4id』デッキなどと共に、公式大会に出る際に意識しなければならないデッキとなっている。入賞回数も非常に多く、他のチームとは異なり、(デッキタイプの大幅な変更も理由があるが)大躍進を遂げたデッキだと言えるだろう。
備考
声優の共通点について
他のチームは、それぞれ『BanG_Dream!(『ガルパ☆ピコ』)』『少女☆歌劇レヴュースタァライト(スタリラ)』『D4DJ』の声優繋がりになっているのに対して、このチームだけ、何故か声優繋がりで共通になっている作品が存在していない。
一応春日井梢の声優と岡崎育未の声優は『スタリラ』の舞台少女の声優を担当しているが、2021年12月30日まで担当していた猫ヶ洞青の声優及び2022年1月19日に発表された猫ヶ洞青の新しい声優は『スタリラ』に出演していない。
……と思うが、実は猫ヶ洞青の2代目声優は『D4DJ』の明石真秀、春日井梢の声優は『スタリラ』の田中ゆゆ子、岡崎育未の声優は『BanG_Dream!(『ガルパ☆ピコ』)』の戸山明日香を演じているということもあり、実は何気に、音楽3部作で⁂の声優が演じたキャラの作品の重なりが発生しないチームになっている(ちなみに、猫ヶ洞青の初代声優は音楽3部作全てに出演していない)。
リーダーは誰だ!?
他のチームでは、東山有、藤堂圭、鳥越樹里がリーダーの担当になることが多いが、このチームの場合、猫ヶ洞青か春日井梢のどっちがリーダーなのか迷いやすい。確かに第1弾でRRR(トリプルレア)になったのは青の方だが、アニメで先に声付きとして登場したのは梢の方である。さらに、前述の『カードゲームでは』で説明したように、第2弾発売以降は、春日井梢のカードがアタッカーになったり、DEF9でリタイアを抑えたりと、第1弾発売時のデッキと比べると、猫ヶ洞青よりも活躍する機会が増えている(猫ヶ洞青のカードは、スパーク効果による妨害担当になっていることが多いため)。加えて、先程の動画を見て理解している人も多いが、第42話は、他の過去話とは異なり、リーダーである青ではなく、梢がメインとなっていて、梢が青と出会うことで⁂が始まるというストーリーになっている。
このように、⁂だけ、リーダーがどっちになるのか、迷いやすい場合もあるようだ。
⁂のメイン回について
第1話で写真のみ登場。その後、前述したように、第8話で春日井梢が登場、第9話で残りの二人も登場した。
初のメイン回は第15話。その後も第27話や第42話が⁂のメイン回として扱われる。
若宮千春が看板娘を務めている串カツ屋の定番客として登場することが多く(第9話、第27話、第36話など)、⁂がメインの話になると、大抵はGo_Go_しちゅー’s!のメンバー、特に若宮千春と一緒に登場することがある。
なお、猫ヶ洞青の声優は後に各務華梨に変更されているが、(現時点で第50話以降の話が作られるかどうか、そして『りばあす』の第49話までの再放送があるかどうかは不明ではあるが)2022年1月現在、第1話~第49話までのエピソードで猫ヶ洞青が登場する話が、再放送時にどうなるのかは不明のままである。もちろん、これは後述する⁂の主題歌も例外ではない。
主題歌
第26話以降は、第32話や第37話などの特殊な事例を除いて、主題歌が各チームの主題歌に変更され、⁂の曲も登場している。曲名は『エーテルのススメ』。以下の話で使用されている。
- 第27話『星の名は』
- 第33話『青は研究熱心』
- 第42話『運命の化学反応』
- 第45話『わくわくショップ大会』
なお、第33話は猫ヶ洞青しか登場しない。
前述したように、猫ヶ洞青の声優が、2021年12月30日でキャスト変更されることが判明されたが、この曲が今後どうなるのかは不明である(第1話~第24話(及び特別篇や第37話、第49話)のEDである『Reバース GO!』も同様)。
検索上の注意
『⁂』は機種依存文字であり、普通に検索しようとすると、文字化けしたり、特定の環境しか表示されない欠点を持つ。そのため、検索をする際は、『Reバース』や『アステリズム』のように、表記を工夫する必要がある。
関連タグ
Go_Go_しちゅー’s!:同じ高校のチーム。