概要
高山我夢がウルトラマンガイアに変身する時に使用する変身アイテム。
我夢が自作したアイテムで、第2話でのコッヴ撃破後に出現したガイアの光を我夢がたまたま持っていた光電子管に入れて持ち帰り(その回では光電子管を掲げて変身していた)、続く第3話で我夢が作った装置の中にその光を収めた事で完成した(つまりエスプレンダー自体は単なる入れ物であり、「本体」となるのは中に収められている光の方である)。
ガイアのライフゲージの背面に取っ手をつけたような形状をしており、その名前には「光を開放する」という意味がある。
第26話からは藤宮博也から託されたアグルの光もこの中に収められている。
変身プロセス
変身する時は右手にはめ、左肩に当てて突き出す、もしくは真上に掲げる事で赤い光(アグルの光習得後は青い光も同時)に包まれることにより変身する。
初期は主に無言で変身していたが、中盤からは「ガイアー!」と叫んで変身する事が多くなった。
ただし、緊急時には突き出す動作を省略したり、叫ばない場合もある。
また、第20話では我夢の思念に答えて遠くから飛んできたこともある。
第41話でΣズイグルに捕獲された際には、仕掛けられた装置によって一時的に封印されてしまった。
第50話ではゾグに光を奪われた事でひび割れてしまうが、『ウルトラマンガイア ガイアよ再び』にて修復され、リナールから光を貰う事により再び変身出来る様になった。
余談
ウルトラシリーズとしては初の地球で人工的に作られた変身アイテムである。
高山我夢役の吉岡毅志氏は、スタッフからこれを始めて渡された時「セメントを塗るコテ」に見えたと語っている。
前作・前々作のスパークレンスやリーフラッシャーのような展開ギミックがない事から変身にあまり派手さがないと感じていたようで、中盤から名前を叫ぶようになったのはそれをカバーする為らしい。
プロップは場面に合わせて複数造られており、通常の物にも取っ手が折り畳めるものと固定のものがある。
関連項目
エクスデバイザー:エスプレンダーと同じく人間が制作した変身アイテム。但し、こちらXio支給の通信機「ジオデバイザー」に肉体をデータ化したウルトラマンエックスが宿った物。
GUTSスパークレンス:同様に人間が制作した変身アイテム。