CV:田邊幸輔
概要
碓氷アブトの父親でシラユキの夫。新幹線超進化研究所に所属する現主任研究員。島ゴイチの同僚。
横川支部立ち上げメンバーの一人であり、一時期は島と共に鉄道総合技術研究所へ出向していた。
髪色は息子より少し銀に近い水色。ピンク色のメッシュが入っている。
息子の幼い頃に行方不明となっているが、予知夢には度々現れている。それらを通してシンカリオンZやザイライナー、Zコードなどの技術を提供してくれているとアブトは信じているが…
身長の落差がヒトと激しいのはキトラルザスと同様に擬態しているに過ぎない。ダークシンカリオンを製作したが、カンナギ達の相互会話から強制的にされているものと推測される。
紆余曲折を経て息子と再会するも、ユゴスピア内での行動に制限が掛けられ、発言にもアストレアの超能力によって部分的に遮られている。
アブトの夢に出てきたのは彼がシンカリオンZやザイライナーのZコードが点在する場を思念波として送っていたからである。
自分が製作したダークシンカリオンに息子が登場することは想定外であった。アブトがダークシンカリオンに内蔵した機能やテオティの本能で追い込まれているのを傍観し歯痒く思っていたが、息子を信じ続けテオティとも共存しようと願うシンの信念を自室から観戦。希望を見出だしている。
過去
「私は彼女を通して地球人の優しさを知った」
15年前、テオティとして地球偵察のため単身ユゴスピアから送られたものの着陸に失敗。森に不時着したところを、後の妻であるシラユキに救出され一命を取り止める。
その後、シラユキに連れられ訪れた碓氷峠鉄道文化むらでアプト式電気機関車ED42形を目にし衝撃を受ける。「大学の先輩」としてシラユキから島を紹介されたトコナミは、鉄道の知識を学びたいと島に志願。島の元で知識や技術を学びながら、機関車の整備を手伝うようになるにつれ、鉄道の魅力に惹き込まれていった。
「好きになってしまいまして! その…人類が生み出した鉄道というものが」
初めにシラユキに、その後島に「自分が何者で、どこから来たのかを」ついに打ち明けた。不時着で破損した移動艇を修復するために鉄道知識を得ようとしていたが、鉄道が好きになってしまったことを島に語る。「気が済むまでここにいればいい」と言った島の言葉に落涙。
その後、島の紹介で八代イサブロウの面接を受け、超進化研究所に入所した。
シンカリオン開発当初より在籍しており、その当時全ての発端となったキトラルザスの一員であるキリンとも面識が有る。
この頃シラユキとの間に一男を授かり、「アプト式のようにどんな困難も乗り越えてほしい」との思いからアブトと名付けた。
関連タグ
イザ:前作の同様ポジションのキャラ。
こちらは不慮の事故と自らの意思で敵側についた。