概要
軟体動物門腹足綱の、後鰓類に属する。
簡単に言えば巻貝の仲間で、貝殻を持っていない、または小さくなったり体の内側に埋没したりしてほとんど目立たなくなっている種の総称である。
名前の由来は、牛の角のような一対の触角を持つものが多いことから。なお、必ずしもすべての種類で触角が牛の角のようになっているわけではない。
英語では「Sea slug」(海のナメクジ)という。
ナマコ(棘皮動物)に似た見た目をしているが、全く別の生き物である。ナマコはウニやヒトデの仲間である。
ちなみに、アメフラシはウミウシの仲間である。
色が非常に美しい種類が多く、ピカチュウ・フルーツポンチ、シロウサギなど様々なものに例えられ、「海の宝石」の異名を持つ。
ダイバーやサーファーといったマリンスポーツ、レジャーを行う人の間ではもともとよく知られる存在であったが、10年ほど前から徐々に一般にも認知されるようになり、現在では写真集やグッズなどが多数販売されている。
この派手な色合いは、サンゴ礁では保護色になり、天敵に対しての警戒色とされている。
浅い海に生息し、世界中に分布している。観測や捕獲は容易だが餌などの関係から飼育は難しいとされ、現在日本国内で常設展示を行なっている水族館は存在しない。
主な種類
アメフラシ科
フシエラガイ科
- ウミフクロウ
- ホオズキフシエラガイ
- ベルテッラ・アウランティアカ
フジタウミウシ科
- ウデフリツノザヤウミウシ(ピカチュウウミウシ)
- カンナツノザヤウミウシ
- エダウミウシ
- ヒメエダウミウシ
- リュウグウウミウシ
ドーリス科
- アオウミウシ
ウミウシの一般的なイメージの元となったウミウシでどうぶつの森で獲れるのもこれ。
青いボディに黄色の模様、赤い花のような部位が特徴。
- ヤマトウミウシ
- コモンウミウシ
- シロウミウシ
- シボリイロウミウシ
- タイヘイヨウイロウミウシ
- クロスジウミウシ
- シライトウミウシ(メイン画像)
- ニシキウミウシ
- キャラメルウミウシ
- サラサウミウシ
- イソウミウシ
- ユウゼンウミウシ
- クモガタウミウシ
- シロウサギウミウシ
- イチゴジャムウミウシ
- インターネットウミウシ
突起を中心に配線上の模様があることでこの名前がつけられた。模様は仮面ライダーWに登場する生体コネクタに似ている
- シンデレラウミウシ
- アンナウミウシ
- ミゾレウミウシ
- キスジカンテンウミウシ
- イガグリウミウシ
ハナサキウミウシ科
- ヒカリウミウシ
- ハナデンシャ
クロシタナシウミウシ科
- ミヤコウミウシ
- クロシタナシウミウシ
- ダイダイウミウシ
- マダラウミウシ
ホクヨウウミウシ科
- ユビノウハナガサウミウシ
ミカドウミウシ科
- ミカドウミウシ
イボウミウシ科
- キイロイボウミウシ
- タテヒダイボウミウシ
- タマゴイロイボウミウシ
- コイボウミウシ
- ユキヤマウミウシ
- ソライロイボウミウシ
タテジマウミウシ科
- オトメウミウシ
- タテジマウミウシ
メリベウミウシ科
- メリベウミウシ
ユビウミウシ科
- ゴシキユビウミウシ
オオミノウミウシ科
- ミノウミウシ
- スミゾメウミウシ
クセニアミノウミウシ科
- サガミミノウミウシ
フタスジミノウミウシ科
- ムカデミノウミウシ
サキシマミノウミウシ科
- サキシマミノウミウシ
アオミノウミウシ科
等々と、これらのように面白い名前の種類が数えきれない程沢山いる。
モチーフとしたキャラクター
※追加をお願い致します。