曖昧さ回避
- ロマンシングサガ3に登場する爬虫類系統の上位モンスターの名称。
- 仮面ライダーアギトに登場するロード怪人の一種。→本項で解説。
CV:佐藤正治(2体とも)
登場話:第37話「暗闇の戦士」~第39話「ギルス咆哮」
概要
『仮面ライダーアギト』第37話~第39話に登場するイグアナ(リザードの本来の意味はトカゲ)に酷似した姿を持つ超越生命体。
劇中で登場したのは以下の2体。
ステリオ・デクステラ
リクイグアナに酷似した姿。個体名の意味は“右のトカゲ”。第37話登場。
身長208cm、体重148kg。
ステリオ・シニストラ
ウミイグアナに酷似した姿。個体名の意味は“左のトカゲ”。第37話~第39話登場。
身長210cm、体重152kg。
能力
喉の奥から発生させる白い霧の様な瘴気を散布し、浴びた人間を泡状に溶かすという能力を持ち、この能力を使って次々にアギトの力を覚醒させた人間=超能力者たちを抹殺していった。
なお、この能力は相手の目を眩ませる煙幕としての役割も持っている。
ステリオ・デクステラをステリオ・シニストラ共にお互いが協力し合っての連係攻撃を得意としているほか、戦闘の際はステリオ・デクステラが素手に対してステリオ・シニストラは厚さ30cmの鋼鉄をも貫く“竜神のトライデント”と呼ばれる三叉の槍を用いて敵に襲いかかる。
主な活動歴
デクステラがターゲットに選んだ人物を警官隊が警護する中、その人物を始末するべく出現するも、駆けつけたアギトに阻止されたため、とある倉庫内へと誘導し、そこでデクステラをサポートするべく待ち構えていたシニストラと共に迎え撃つ。
しかしデクステラがアギトバーニングフォームに外へ殴り飛ばされた挙句にシャイニングフォームにフォームチェンジしたアギトの『シャイニングクラッシュ』を受け爆死した為、形勢不利と判断したシニストラはその場から撤退する(37話)。
その後、生き残ったシニストラはなおもデクステラが仕留めそこなったターゲットを付け狙うが、結局最後まで使命を果たすことが出来ず、最後はG3-XのGA-04『アンタレス』のワイヤーによって身動きを封じられた所にGX-05『ケルベロス』の銃撃を受け爆死した(38、39話)。
小説版では
花村パティスリー付近で翔一と知り合い、仲良くなった女性・小林雪紀の前に現れ、白煙を吐き出して跡形もなく消し去ったが、現れたアギトのライダーキックで瞬殺される。
余談
見た目がほぼ同じのステリオ・デクステラとステリオ・シニストラの見分け方は武器を使用しているかしていないのか…ではなく、赤いスカーフをして右腕に赤い鎧を着用しているのがデクステラ。青色のスカーフと左腕に青い鎧を着用しているのがシニストラ。
なお、デクステラの方は後に映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』で大ショッカーの一員として登場している。
デザイン担当の草彅琢仁氏曰く、トカゲ版のウデスパー、サデスパーとのこと(『完全超悪』より)。
関連イラスト
ステリオ・シニストラ
関連項目
アンノウン(仮面ライダーアギト) ロード怪人 イグアナ 仮面ライダーアギト