電脳冒険記ウェブダイバー
でんのうぼうけんきうぇぶだいばー
概要
2001年4月6日から2002年3月29日までテレビ東京系で放送された。全52話。
企画はタカラ・ウィーヴ(当時の社名はイオン。ただし某グループは関係ない。2019年にプリクラ会社であるフリューに買収されて消滅)・NASによるもの。企画の取り纏めは企画会社であるウィーヴが担当。
制作はラディクスが担当(現在の制作権管理はゼロジーが継承)。監督はラディクスの代表でもあったネギシヒロシ。
磁石コンビの愛称で知られる杉田智和と中村悠一の初共演アニメである。長年中村悠一のデビュー作とも言われていたが、中村本人はウェブダイバーがデビュー作とは認めていないので注意(ドラマCDに出演歴があり、アニメ作品に限ってもこちらのOVAの方が先だと言っている。TVアニメデビューとするなら間違ってはいないが)。また、CGが残念なことでも有名。
余談だが、日本コロムビアから発売されたDVDは価格が高騰しており全13巻揃えるのは容易ではない(VHSはまだマシだがそれでも高い)。にもかかわらず公式配信されていない点からも本作のマイナーぶりがうかがえる。そのかわり主役メカのグラディオン以外の玩具は容易に入手できる。
だが2021年にフロンティアワークスより、20周年記念のBlu-rayボックスの発売が決定。これで視聴が容易になった。
タカラより発売された玩具は、ケーブルを使ってテレビに繋ぐとテレビゲームが楽しめる「プラグイット機能」を搭載したことで話題になった。
ストーリー
西暦2100年、ワールドリンクというコンピューターネットワークが張り巡らされていた。世界中の子供達が交流できるという仮想体験世界マジカルゲートがオープン日、
悪性の自立型コンピューターシステムデリトロスが出現し、30万人の子供たちを人質にしてしまう。
マジカルゲートを守る防衛プログラム「ウェブナイト」の1人であるグラディオンは、自身とシンクロできる少年「ウェブダイバー」の結城ケントと出会い、マジカルゲートの平和を取り戻すため立ち上がった。