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ヴァシリの編集履歴

2022-04-29 03:35:06 バージョン

ヴァシリ

ゔぁしり

ヴァシリとは、漫画『ゴールデンカムイ』の登場人物である。

「フンフン」「オガタフンフン」

概要

CV:梅原裕一郎

第160話「国境」から登場した、帝政ロシア樺太国境守備隊に所属する兵士。

日露戦争への従軍経験もある狙撃の名手で、その腕前は尾形に勝るとも劣らないほど。

戦友が撃たれても憎しみを持たず、瀕死の味方すらエサとして利用するスナイパー向きの冷血さを備えている。

金カム落書き⑥

鶴見中尉から流布された、かつてのロシア皇帝暗殺実行犯として指名手配中のユルバルス(キロランケ)が樺太国境を越えて密入国するとの情報に従い、仲間達と共に国境付近で彼等一行を待ち伏せ、急襲する。

偶然にも尾形が三八式歩兵銃を交換して持たせていたウイルタ族の老人を、相手側の狙撃手と認識して狙撃。

その老人の救出に向かうキロランケを撃つのを躊躇している内に尾形が狙撃で反撃。

戦友のイリヤが撃たれ、相手側の狙撃手の生存を確認した。


「仲間を捨て身で助ける勇気に敬意を払った…わけではない」

「『撃ってみろ…』というあの態度が気に食わなかった」

「獲物の生き死にを決めるのは 狙撃手の私だ」


雪深い森の中に逃げた一行を追うも、逆に仲間を次々と斃され、やがて尾形とのスナイパー同士の持久戦・心理戦にもつれ込む。

互いに物音ひとつ立てないまま、睨み合い勝負は一昼夜を通して続いたが、明朝、尾形の仕掛けた囮に引っ掛かり先に発砲。結果、己の居場所を晒してしまい、直後に彼に横顔を撃ち抜かれて倒される。

(一方の尾形も、酷寒の中での長時間にわたる勝負の末に昏倒しており、互いにギリギリの闘いであったことが窺える。)


再登場

「出てこい」「私は死ねなかったぞ」「あの時の続きをしよう」

頭巾ちゃんlog②

上記の勝負で死亡したかに思われたのだが、第201話にて再び登場。

先述の尾形との勝いによって顔面に酷い傷を負い、以降は常に頭巾をかぶって口元を隠している。


尾形にリベンジを果たすべく、敷香の街で彼を誘き寄せるため白石の脚を狙撃。

しかしこの時すでに尾形は紆余曲折の末に彼等の元から逃亡しており、やがて狙撃地点を急襲した杉元に取り押さえられる。

殺害される寸前の所で、首元から出てきた尾形そっくりの似顔絵を見て杉元の手が止まる。

ヴァシリには「」の才能があるらしく他にも様々な絵を所持しており、それらを使って意思疎通に成功。

「尾形に撃たれたため復讐したい」事が伝わり、ロシア語が話せる月島軍曹によって状況説明を受けた。


白石を最初に狙ったのは、たまたま初対決の時に彼が尾形と一緒にいたのを覚えていたため。

同じ立場だったアシリパが先に狙われていた可能性もあり、もしそうなっていたら意思疎通は不可能だっただろう。

当然白石は謝罪の言葉を求めたが、傷のせいで上手く話せないらしく、口元を見せられた白石は怯えて責められず「はやくロシアに帰れバカアホ」の一言で済ませた。


その後も追跡はやめず、一行の活動写真の撮影、鑑賞にさりげなく加わっていた。

やがてアシリパが鶴見中尉と決別すると「アシリパが第七師団に保護されると尾形が出てこない」と判断したのか、杉元一行の逃走を手助けした。


頭巾ちゃん

「フンフン」

無題

一時的に杉元一行に加わる形になり、彼等からは「頭巾ちゃん」と呼ばれるようになる。

言葉を話せないため「フンフン」しか言わなくなっており、ついには心理描写まで「フンフン」が混ざるようになった。

元々豊かなもみあげ顎髭を蓄えていたため、口元を隠すようになってからは大きく印象が変わり、かなり若く見える。

食事中はさりげなく口元を晒しており、顔の横に古傷が残っているのが確認できる。

意思疎通に使う絵の腕前は相変わらず相当なもので、思わぬところで役に立つ。

以前に比べるとコミカルな描写が増え、いざ尾形が現れると慌てふためいたりしているが、狙撃の腕前は全く衰えていない。


余談

モデルとなったのは恐らく、第二次世界大戦中に活躍した実在のソ連の狙撃手ヴァシリ・ザイツェフ。ちなみにアニメ版で声優を務める梅原裕一郎氏もザイツェフが好きらしく、ヴァシリ役を演じられて嬉しかったとの事。


最終回にて、彼について言及されたあるコマが、金カムファンに多くの衝撃を与えることになった。


関連イラスト

ヴァシリかわいい3黄金神威01【血液注意】


関連タグ

ゴールデンカムイ 尾形百之助

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