概要
｢ムーブ・関口宏の東京フレンドパーク｣第1回から登場する当番組の看板ゲームの一つ｡
ゲストが面ファスナー付きのジャンプスーツを着て、助走をつけながらトランポリンで跳び、壁に貼り付くゲーム。
ゲストの基礎体力を試す意図として、ほぼ毎回において第1アトラクションとして登場する｡
ゲストが2人の場合は1人2回ずつ、3人の場合は1人1回＋代表者が1回（1997年11月10日放送回では「ライオンのごきげんよう」を模してサイコロで決めていた）、4人以上の場合は1人1回挑戦する。
壁の色と得点
ゾーンは下から｢5点｣｢10点｣｢15点｣｢20点｣｢30点｣｢40点｣｢50点｣｢CLEAR｣であり、手をついたゾーンの点数が入る。2008年11月10日放送分からは｢0点｣と｢25点｣が追加されCLEARゾーンが高くなった。メイン画像のものはこのバージョン。
例えば右手が15点ライン、左手が20点ラインに付いていれば35点獲得となり、4回のジャンプで下記の合計着地点数を満たすか、最上段のCLEARラインに片手でも付けば無条件でクリア、金貨獲得となる。
ただし中心線にある「NG ZONE」（ムーブ時代は白無地、途中から縞模様が入った）に触れてしまった場合はその手の得点は0点になる。一例として右手が15点、左手がNG ZONEの場合は右手だけの15点。
わずかにNG ZONEに入っているだけの場合は支配人の判断で得点が有効になる場合もある。
クリアポイント
ゲストが3人以上の男女ペアか4人以上の場合は男性が50点、女性が35点を平均点として、平均点を足した合計となる｡
画面に映し出される得点表。
ジャンプスーツとミトン(手袋)の色
番組開始当初は赤スーツ×緑ミトンと青スーツ×オレンジミトンの2パターンだった。スペシャルでは黄色スーツ×朱色ミトンという組み合わせも存在した。
2002年4月29日放送分からはミトンの色は白に統一され、スーツのカラーバリエーションに白、黒、ピンク、黄色、水色の5色が追加され7色となった。
後述のデモンストレーターフランキー為谷のジャンプスーツの色は初代はピンク色スーツ×水色ミトンだった。90年代後半から赤・青・黄色・白の縞模様､ミトンはこの代からピンクに変更され、番組中期から末期まではオレンジ色をベースに黄色と白の縞模様、背面に「為」と書かれたスーツに変更された。
プロ野球選手の場合は所属チームのユニフォームを模した専用デザインのジャンプスーツが使用されるが、ドラマ『ROOKIES』チームも同様に二子玉川学園高校ユニフォーム風デザインのジャンプスーツが使用された。
ただし2009年12月17日放送の読売ジャイアンツスペシャルでは通常のスーツで挑戦している。
スペシャルチャレンジ
CLEARゾーン到達などで3回以内でクリアとなった場合は、支配人裁量でスペシャルチャレンジが行われる。スペシャルチャレンジはもう一度CLEARゾーン到達で金貨1枚を追加獲得となるものがほとんどだったが、余裕でCLEARゾーンに到達したゲストの場合は「『CLEAR』の文字まで到達」、「両手CLEARゾーン」など厳しい条件が課せられる。
デモンストレーション
2008年10月20日の放送分までは副支配人の「ターメちゃぁーん!」の合図とともにフランキー為谷が登場。ハイテンションキャラでゲストを驚かせたのち（支配人の笛で強制終了されることもある）、そのままの勢いでCLEARゾーンへと大ジャンプするデモンストレーションが行われていた。
為谷が壁を駆けあがっている回もあったが、実は壁は完全な垂直ではなく湾曲しており実際に為谷と同じように壁を駆けあがったゲストもいた。
2009年4月23日放送分から9月までは「盛り上げジャンパー」としてデモンストレーションが復活。CLEARゾーン到達経験者やお笑い芸人などがデモンストレーションを行い場を盛り上げた。
余談
貼り付いた際には結果に応じて効果音が流れる。通常は｢ポンッ!｣という効果音（貼り付いた後に手を貼り直した場合にも鳴る）だが、ジャンプに失敗すると「ビヨ～ン」、「ドシンッ!」、「コテッ!」などコミカルな効果音が流された。
神田正輝がこのコーナーの収録中にカツラが取れて収録中止になったという都市伝説が1999年頃から流布されていたが、面ファスナーのフック側はスーツについており、カツラが壁にくっつくことはあり得ないこと、そもそも神田がウォールクラッシュでジャンプした回が存在しないことからガセネタとされており、神田の当時の所属事務所である石原プロモーションが正式に否定する声明を出している。
関連イラスト
