概要
初登場は「ムーブ・関口宏の東京フレンドパーク」第41回。
ゲスト2人が「そば処 関口庵」の出前のバイクに乗り、1人が運転、もう1人が6段重ね(「エクストリーム」の初登場時のみ5段)のざるそばのせいろを持ってコースを走行するゲーム。
画面内のバイクが他の車や障害物に衝突すると転倒し、ゲストが持っているせいろが画面と連動して飛び散り、全て拾わないと先へ進めない。
制限時間の半分が経過した時点で運転役とそば持ち役を交代する。制限時間内にゴールまで到着するとクリア、金貨獲得となる。
アトラクション中は、小林豊(レギュラー放送当時TBSアナウンサー)従業員による実況が行われる。一定回数転倒すると「もうこのお蕎麦は食べられません!!」というアナウンスが入る(実物は1回転倒してぶちまけただけで食べられなくなるが…)。
番組で登場したコース
デリソバグランプリ
長野→軽井沢→所沢→赤坂。この代では路上の障害物がなく、他のバイクと接触しても転倒しないが、路肩の看板や街路樹にぶつかると転倒する。また一定時間を経過しても一度も転倒しないでいると、大雨が降って路面が滑りやすくなる(スタジオでは照明が暗くなり、プレイヤー車が揺れる形で再現される)。
制限時間は前半・後半各90秒(合計3分)。
デリソバデラックス
1997年9月22日放送回から。信州(戸隠→別所温泉)→関越道(軽井沢→川越)→都心(練馬→神宮球場→赤坂)。路上トラップは工事現場、横断する牛、トラックに乗ったゴリラが投げつけてくるバナナの皮、都営バス。牛とバス(の運転手)は激突すると怒る。
制限時間は前半・後半各2分(合計4分)。
デリソバゴールド
2003年8月11日放送回から。信州(上田→小諸)→上信越道・関越道(藤岡→所沢)→都心(六本木→赤坂)。路上トラップは工事現場、横断する牛、トラクター、サーカスの風船、碓氷軽井沢ICの料金所レーン(ETCレーンは開いているが、一般レーンはバーが下りていて触れると転倒)、トラックに乗ったゴリラが投げつけてくるバナナの皮、都営バス、あおり運転するタクシー、都電荒川線の踏切、散水車。牛とバス・散水車(の運転手)は激突すると怒る。
路肩にぶつかってもスピードダウンするだけで転倒することがなくなったが、バイクを横移動させる際に旋回する仕様になったため路肩に引っかかることもあった。
制限時間は前半・後半各2分(合計4分)。
2009年4月23日放送回ではゴール直前のTBSの扉が開いた瞬間に時間切れになるという珍事が発生。支配人も「この絵をちゃんと見るのは初めて」と語った。
デリソバエクストリーム
路上トラップは工事現場、横断する牛、トラクター、トラックに乗ったゴリラが投げつけてくるバナナの皮、都営バス、あおり運転するタクシー。グラフィックが3DCGになり牛やバスの運転手が怒る演出は無くなったほか、ライダーとそば持ちが旋回する際に動かなくなった。
関越エリアの道路脇にはゲストの出演する番組のタイトルロゴが描かれた看板が立っている。
碓氷地区と都心地区ではコースが二手に分岐する。都心地区ではゴリラのトラックが湾岸(横浜中華街)ルートを通過するため、下町(浅草)ルートを通過すると一時的にゴリラを回避することが可能。
都電荒川線の踏切でロケットスタートが可能になり、アクセルを回してゲージを満タンにするとウィリーしてロケットスタートが発動。ゴリラのトラックを追い越しやすくなる。
制限時間は前半・後半各2分(合計4分)。
関連タグ
スーパーハングオン:「グランプリ」時代の画面の原型。
セガサターン:「デラックス」のゲームソフトがケイブにより制作され、視聴者プレゼントとして配布された(非売品)。
大泉洋:2019年夏特番で「エクストリーム」に挑戦した際に「原付ベトナム縦断1800キロ」のVTRとともに「リアルデリソバ経験者」と紹介されたが、結果は散々で「20年前の教訓が生かされなかった」と嘆いていた。