概要
嬬恋村と接する。
平均標高が約1,000mの内陸部にあり、夏は涼しく冬はスキー場も開設できるほど雪が降る。
江戸時代には中山道の宿場町であり、碓氷峠の西側の要所であった。
明治維新後は新しい街道から外れて衰退した時期もあったものの、当時の在留外国人から避暑地として注目され始めて別荘・保養地としての歴史を歩み始める事となる。
明治中期からは特殊なアプト式で碓氷峠を超える信越本線の開通や、本格的な洋式ホテルなどが開設。
大正時代から戦後にかけては西武鉄道グループによって南軽井沢地区を中心に大規模な開発が行われた。
商業施設としては国道18号軽井沢バイパス沿いに多数のロードサイド店や、軽井沢駅南側に西武系列の大型ショッピングモール等が立地。
ただし町の環境条例により深夜営業は規制されており、町内のコンビニや飲食店は21時から23時までの間に閉店する。
「どうしても緊急に何かが必要」という場合は隣の御代田町に、通常深夜も営業するスーパーやコンビニがある。
1964年の東京オリンピックで馬術競技、1998年の長野オリンピックでカーリング競技がそれぞれ町内で行われた。
東京オリンピック(2020年)にて北海道札幌市も開催地になるまでは、唯一の「夏季・冬季両方の五輪競技開催地」であった。
また2022年に、2008年に夏季大会が行われた北京で冬季大会が開催される。
なお北陸新幹線開業と共に信越本線の横川駅ー軽井沢駅間が部分廃止され、西方の篠ノ井駅までが第三セクターのしなの鉄道に移管された。
町の南方の群馬県側に上信越自動車道の碓氷軽井沢ICが開通している。