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カーリング

かーりんぐ

冬季のスポーツの一つ。
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カーリングとは冬季スポーツの一つ。氷上のチェスとも呼ばれる。スポーツとしてのカーリングを扱ったもの、あるいは選手を取り上げたものにこのタグが付けられる。

カーリングについて

カーリングは選手4名、控え選手1名の計5名で行う。1人2投し両チーム16球投げ終わった時点で1エンドとなる。得点は円の中心により近いチームのが円の中にいくつあるかで決められ、得点が無いチームは得点表記されない。
10エンド終了時の得点総数で勝敗を決める。ゴルフと同じくコンシードが存在し、5エンド以降5点以上の差があり逆転が無理と司令塔スキップ)が判断し相手に試合終了を申し出た時点で、試合終了となる。
カーリングには男女別、男女混成(ミックス)、チェアカーリングがある。

道具はストーンブラシを使用し、ストーンはスコットランドのアルサレイグ島の石を使用。重量は約20キロ。
世界選手権・オリンピックでは、30秒以内での投球終了を確認する為のラインセンサーが内蔵された特殊ストーンを使用。

ブラシはを掃くために使用し、掃くことで氷を溶かして石を遠くへと進ませる事ができる。体格差もあるが、男子は女子よりスイーピング能力に1m差がある。現在は戦術の変化によりブラシの柄がカーボン等軽い素材で作られている。

長野五輪よりオリンピックの正式種目になるが、日本ではトリノ大会、バンクーバー大会の代表に選ばれた「チーム青森」が注目を集めた。海外では発祥地のスコットランドカナダが盛んで、カナダでは専用リンクが数多くあることでも有名。日本では北海道青森長野で盛んである。

ミックスダブルスは8エンド制で行われる競技で、オリンピックでは2018年の平昌大会から正式種目となっている。1エンドにつき各チームが6個ずつのストーンを持ち、それぞれ1個ずつをあらかじめハウス内とセンターラインの定められた位置に置いた状態からエンドを始める。残り5個のストーンのうち、1人が最初と最後のストーンを投げ、もう1人が2~4個目のストーンを投げる。
チェアカーリングは静止した車いすから投げる競技で、2002年から世界選手権が行われ、2006年のトリノ大会からパラリンピックの正式種目となっている。8エンド制、男女混合の4人制で行われる。投げる時はストーンの取っ手に合わせたデリバリースティックが使える。氷の上をブラシで掃くスイーピングを行わない。

カーリング用語

ポジション

  • リード (lead):最初に投げる選手。1投目、2投目を担当。
  • セカンド (second):2番目にに投げる選手。3投目、4投目を担当。
  • サード (third):3番目に投げる選手。5投目、6投目を担当。
  • フォース (fourth):4番目に投げる選手。7投目、8投目を担当。
  • リザーブ (reserve):補欠選手。チームメイトがプレーできない場合に代わりに出る。
  • スキップ (skip):カーリングにおける司令塔。フォースを務める場合が多い。投げるとき以外はハウスから指示を出す。
  • バイス・スキップ (vice skip):スキップが投げる時、代わりにハウスから指示を出す。主にサードを務める。エンドを終えると、そのエンドの得点を確認し、それをオフィシャルに報告する。
  • スイーパー (sweeper):ショット後のスイーピングを担当する。通常は石を投げた人とスキップ以外が行い、必要な場合はスキップと石を投げた人も加わる。通常1エンドにつき、スキップはスイーパーを務めず、バイススキップが4回、その他2人が6回務める。

基本

  • リンク (rink):カーリング場のこと。
  • シート (sheet):カーリング用に整備された氷。
  • アイスメーカー (ice maker):製氷技術者。シート表面などの補修を行う。
  • ペブル (pebble):仕上げに霧状の蒸留水をまくことで生成される氷の微細な粒。
  • ハウス (house):プレイの中心にある円。
  • ドロー (draw):ハウスの中にストーンを止めること。
  • ガード (guard):味方の他のストーンを守るために置くストーン。
  • テイクアウト (take out):ハウスの外に相手のストーンをはじき出すこと。
  • スイーピング (sweeping):滑っているストーンの前をブラシで掃くこと。チェアカーリングでは行わない。

試合の進行

  • エンド (end):ゲーム中の1回の攻守。冬季オリンピックなど公式大会では4人制を10エンド、ミックスダブルスとチェアカーリングを8エンドで行う。
  • ブランク・エンド (blank end):両チーム無得点のエンド。次のエンドで後攻の権利を得るため、後攻チームが意図的に無得点にすることがある。
  • ビッグエンド (big end):1エンドに3点以上得点すること。
  • エイトエンダー (8-ender):1エンドに8点以上得点すること。自チームの手持ちストーン8個すべてが得点の対象となること。
  • スチール (steal):複数のエンドを続けて得点すること。先攻で得点すること。
  • エキストラ・エンド (extra end):10エンド制では第11エンド、8エンド制では第9エンド以降の延長戦。
  • コンシード (concede):10エンドを迎える前に相手の勝利を認めること。

ショット

  • カム・アラウンド (come-around):ドローショットの一つ。手前にあるストーン(ガードストーン)の後ろに回り込んで止めること。
  • フリーズ (freeze):ドローショットの一つ。すでにあるストーンの前にくっつくように止めること。
  • レイズ (rase):相手や自分のストーンに当てて動かすこと。
  • ロール (roll):すでにあるストーンを当て、投げたストーンを目的の場所に持っていくこと。
  • ピール (peel):すでにあるストーンを当て、投げたストーンもアウトにしてしまうショット。
  • ヒット・アンド・ステイ (hit and stay):すでにあるストーンを当て、投げたストーンをその場に留めること。
  • ダブル・テイクアウト (double takeout):相手のストーンを2個同時にはじき出すこと。
  • トリプル・テイクアウト (triple takeout):相手のストーンを3個同時にはじき出すこと。

スイーピングの指示

  • イエス (Yes!)、ヤー (Yeah!)、イェップ (Yep!):スイープしろ。
  • ウォー (Whoa!)、ノー (No!)、オフ (Off!)、アップ (Up!):スイーピングをやめろ、もしくは掃くな。
  • ハード (Hard!):強く掃け。
  • ハリー (Hurry!):もっと早く強く掃け。
  • クリーン (Clean!):軽く掃け。ストーンと氷の間にゴミなどが入ると軌道が変わるので掃く。


カーリングのチーム名と選手

チーム名は大会時に使われる。日本カーリング協会 (JCA)主管試合では、JCA競技者ユニフォーム規定により、以下の登録名が利用できるが、「シムソンズ」「アイスマン」等地方大会ではバリエーションに富んだチーム名が多い。

  1. 選手名(代表者の苗字)
  2. 所属する協会名
  3. 居住する地域名
  4. 在職・在籍または雇用関係にある法人名もしくはその略称
  5. 在学している学校名その略称

女子国内代表の「チーム青森」はトリノ大会より2大会連続参加。メディアよりカーリング娘と呼ばれるが、2009年より日本カーリング協会 (JCA)が「クリスタル・ジャパン」と愛称を制定。日本代表にはこちらの愛称を使用して欲しいという意向がある。

日本代表選手は選手の平均年齢層が若いせいか人気を集めるが、海外では選手の年齢層が厚く、冬季の他種目以上に若手選手との年齢があるチームが多い。
選手の年齢層が厚い理由は、カーリングのシニアリーグとジュニアリーグの年齢境界が18歳ということから、ジュニアリーグで活躍している選手だと誕生日を迎えた時点でシニアの転向をすることが多い。引退が少ないスポーツのため、自然と選手の年齢層が厚くなりやすい。

チーム青森

青森県カーリング協会に所属。2002年にソルトレークシティオリンピックのカーリング競技に女子日本代表チームとして出場した「シムソンズ」のメンバー小野寺歩(現姓:小笠原)と林弓枝(現姓:船山)が、同チームの解散後もカーリングを続けるため、財団法人青森市文化スポーツ振興公社にカーリングの指導を行う嘱託職員として就職。のちに目黒萌絵・寺田桜子を加えた4名で「フォルティウス」を結成。全日本大会など日本カーリング協会 (JCA)主管大会では規定により、「チーム目黒」「青森県協会」「チーム青森」で登録した。
2004年11月、パシフィックアジア選手権優勝。第27回世界女子選手権出場権獲得。JCAは「チーム目黒」をトリノオリンピックカーリング女子日本代表の候補として目しており、翌年2月の日本選手権に優勝し、かつ前述の世界選手権で出場枠獲得が達成された場合、同チームをトリノオリンピック代表に決定する方針としていた。
2005年2月、スキップの目黒が凍結した歩道で転倒し足を骨折したため一時離脱。代わりに「マリリンズ」~「河西建設女子」の本橋麻里を加えて日本選手権、世界選手権に臨んだ。日本選手権に「青森県協会」として出場し2位。3月の世界選手権では9位。2006年のトリノオリンピックにおける日本チームの出場権を獲得。4月に本橋が正式加入、5月に目黒が復帰。
2005年11月、オリンピック日本代表(女子)選考会に出場。第1戦で勝利し、2006年トリノオリンピック出場を果たす。最終順位は7位。
2009年11月7日、バンクーバーオリンピック日本代表決定戦に出場。2勝のアドバンテージを含めた4勝0敗でチーム長野を下し、2010年バンクーバーオリンピック出場を決める。2009年12月10日、「クリスタル・ジャパン」の愛称が決定。
2010年バンクーバーオリンピックに出場。最終成績は8位。世界選手権後、目黒が競技の第一線から退き引退を表明。青田しのぶが加入。8月16日、本橋麻里が脱退し、北海道北見市で「ロコ・ソラーレ (Loco Solare)」(後述)の結成を発表。
2013年に活動休止。

バンクーバーオリンピック日本代表

  • 目黒萌絵:スキップ
  • 近江谷杏菜:サード
  • 本橋麻里:セカンド
  • 石崎琴美:リード
  • 山浦麻葉:リザーブ

元チーム青森&シムソンズ
  • 小笠原歩(旧姓:小野寺)

ロコ・ソラーレ(LS北見)

北海道北見市の女子カーリングチーム。2010年に本橋麻里が結成。「ロコ・ソラーレ (Loco Solare)」の由来は、「ローカル」「常呂っ子」の「ロコ」と、イタリア語で太陽を意味するSolare。
日本カーリング協会 (JCA)主管試合では、JCA競技者ユニフォーム規定により、本橋麻里が所属する「NTTラーニングシステムズ株式会社」のLSと北見市を合わせた「LS北見」で登録されている。

2010年、元チーム青森で北見市常呂町出身の本橋麻里が関係者とともに、常呂町出身者5人により結成。当時の選手は本橋のほか、馬淵恵、吉田夕梨花、鈴木夕湖、江田茜。
2014年6月、北海道銀行フォルティウスから常呂町出身の吉田知那美が移籍。吉田知那美はソチオリンピックでセカンドを務めた。
2015年、4月に馬淵恵が選手活動を引退。5月に中部電力から北見市出身の藤澤五月が本橋麻里に誘われる形で移籍。
2016年3月の世界選手権で、一次リーグを9勝2敗の2位で突破し、決勝まで勝ち進んだ。決勝ではスイスに敗れ、日本のカーリング史上初の世界選手権準優勝。
2017年9月の平昌オリンピック日本代表決定戦で中部電力を3勝1敗で下し、2018年、平昌オリンピックに出場。予選リーグを5勝4敗の4位で突破し、日本のカーリング史上初のオリンピック準決勝進出を果たした。準決勝では韓国に敗れたものの、3位決定戦ではカーリング発祥の国であるイギリス(予選リーグでは惜敗を喫していた)を下して見事銅メダルを獲得。男女を通じてオリンピック同種目で初のメダル受賞を果たした。
平昌オリンピックでは、選手たちが「そだねー」「押ささる」「~かい?」など北海道弁で戦術を話し合うところが話題になった。第5エンド終了後の「おやつタイム」も話題となり、リンゴ、バナナ、イチゴ、チームの地元・北見市のお菓子店「清月」のチーズケーキ「赤いサイロ」などを食べながら勝利に向けた作戦を立てるシーンがテレビ中継で流れた(そのため、彼女たちが食べていたお菓子に注文が殺到する事態になったとか)。

平昌オリンピック日本代表

  • 藤澤五月:スキップ
  • 吉田知那美:サード
  • 鈴木夕湖(すずき ゆうみ):セカンド
  • 吉田夕梨花:リード
  • 本橋麻里:リザーブ

SC軽井沢クラブ

長野県軽井沢町のNPO法人「スポーツコミュニティー軽井沢クラブ」が運営する男子カーリングチーム。
日本代表として出場した世界選手権は2016年3位、2017年7位で合計15ポイント。世界選手権ポイントランキング4位となり、2018年平昌オリンピックに出場。日本代表男子チームのオリンピック出場は長野大会以来20年ぶり。
予選リーグでは4勝5敗で敗退、最終順位は8位。

平昌オリンピック日本代表

  • 両角友佑(もろずみ ゆうすけ):スキップ
  • 清水徹郎:サード
  • 山口剛史:セカンド
  • 両角公佑(もろずみ こうすけ):リード
  • 平田洸介:リザーブ

pixivでは

pixivでは、サービス開始後初の冬季五輪となったバンクーバー五輪で注目を集めた選手やコーチのイラストが多く掲載されている。特にイギリス(スコットランド)のスキップのイブ・ミュアヘッドエヴァ・ミューアヘッド)選手はその容姿からかとりわけ多く描かれている。ミュアヘッド選手の髪は黒髪を金色に染めているので、独特なものになっている。詳しくはウィキペディアを参照すること。

関連イラスト

チーム秋葉原
カーリングGirls



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外部リンク

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