概要
マイクロソフトが展開するOSのブランド名であり、コマンド入力が中心でシングルタスクでしか動作しないMS-DOSの代替として開発された。
1995年発売のWindows95で人気に火が付き、2000年代以降は世界で最も普及したOSとして、PC基本ソフトのスタンダードとなった。この記事を見ている皆も最初に触ったOSはWindowsなのではないだろうか。
Pixivのイラストは、パソコンでのトラブル話や、エラー警告ウィザードネタ、OS擬人化などがある。
バージョン
DOS系・・・※1
Windows1.0(1.0)
Windows2.0(2.0)
Windows3.0(3.0)
Windows3.1(3.1)
9x系
Windows95(4.0)
Windows98(4.1)
Windows98 SecondEdition(4.1)
WindowsMe(4.9)
NT系
WindowsNT(NT3.1~NT4.0)
Windows2000(NT5.0)
WindowsXP(NT5.1・NT5.2)
WindowsVista(NT6.0)
Windows7(NT6.1)
Windows8(NT6.2)
Windows8.1(NT6.3)
Windows10(NT10.0)
Windows11(NT10.0)
サーバ用・・・※2
Windows Server 2003(NT5.2)(XPベース)
Windows Server 2003 R2(NT5.2)
Windows Home Server(NT5.2)(2003R2ベース)
Windows Server 2008(NT6.0)(Vistaベース)
Windows Server 2008 R2(NT6.1)(7ベース)
Windows Home Server 2011(NT6.1)(2008R2ベース)
Windows Server 2012(NT6.2)(8ベース)
Windows Server 2012 R2(NT6.3)(8.1ベース)
Windows Server 2016(NT10.0)(10ベース)
Windows Server 2019(NT10.0)
Windows Server 2022(NT10.0)
組み込み用
Windows CE
Windows Embedded
モバイル
Windows Mobile
Windows Phone
スーパーコンピュータ用
WindowsComputeClusterServer
開発中止
WindowsNeptune(NT5.1)
WindowsOdyssey(???)
Windows 10X(NT10.0)
補足
※1・・・厳密にはMS-DOSを拡張する操作環境(Operating Environment)であった。オペレーティングシステムとなったのは95以降だが、9X系の棹尾となったMeまで構造は変わらず内側にはMS-DOSが居た。
※2・・・Windows2000までのNT系列では、エディションの1つとしてサーバー用エディションが存在していた(Windows2000 Serverという感じ)ため、ここでは”Windows Server”として独立してからのものを挙げている。
サポート
20世紀のマイクロソフトでは明確なサポート期限という概念が存在せず、旧世代になった製品のサポートは曖昧な状態だった。
しかし、Windows2000の発売により企業PCのWindows9xからの置き換えが進んだことでサポート期間に対する問い合わせが相次ぎ、マイクロソフトはWindowsにサポート期限を設けることにした。
これによってWindows95以前のOSは2001年12月31日をもってサポートが終了し、WindowsNT4.0以降のOSにもサポート期限が設定されるようになった。
基本は、メインストリームサポート5年+延長サポート5年の計10年間がサポート期限となっている。
但し例外も存在し、圧倒的なシェアを誇っていたWindowsXPは合計12年半、同じくシェアの高いWindows7は有償サポートを適用すると合計13年半と、サポート期限が長くなることもある。
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