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おい、小池!の編集履歴

2022-05-07 21:13:51 バージョン

おい、小池!

おいこいけ

かつて配布された指名手配ポスター。

概要

2001年4月に発生した徳島淡路父子放火殺人事件の犯人、小池俊一の指名手配ポスターに書かれていたキャッチフレーズ


当時、指名手配ポスターには「この顔にピンときたら110番」と書くのが恒例だったが、結果的にどれも似たようなものになってしまい、見る者に与える印象が乏しかった。

そこで、徳島県警が大阪芸術大学に印象強いキャッチフレーズの考案を依頼し、採用されたのが「おい、小池!」である。


ポスターに赤文字で大きく書かれた「おい、小池!」が与えるインパクトは凄まじく、警察の狙い通り大衆の注目を集めることに成功。

このポスターをフジテレビ警察特番で流したこともあり、全国から多くの情報が寄せられるようになった。

同時にネットでも話題となり、名前や写真を改変したコラ画像が作られた。


結末

こうして図らずも日本中に名を売った小池俊一だが、結局逮捕されることはなく、2012年10月に岡山県岡山市で遺体となって発見された。

あまりに容姿が変わっていたために当初は小池と気づかれなかったものの、葬儀屋が偽名に気づいて警察に通報したことで判明した。

かねてから心臓を悪くしていた彼は、指名手配犯ゆえ健康保険証が作れず、逃亡の末に心臓病でこの世を去ったのである。


余談

  • ポスター作製当時は全国の小池姓から苦情がきたとのこと。
  • 2012年6月にはキャッチフレーズを「おい、小池!そろそろだ!」に更新した。小池が遺体で発見されたのはその僅か4か月後であり、結果的に予言となった。
  • 小池の死亡までに発行されたポスターは実に108万枚に及んだ。
  • 捜査には後に「リーゼント刑事」の通称で有名になる秋山博康も参加しており、現在に至るまで小池の逮捕に燃やした執念と無念を公言し続けている。

関連項目

指名手配犯 ポスター 徳島県 秋山博康

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