「その、私…本当に消えるんです。」
概要
マジシャン見習い・リリィ白銀が、マジックに成功したい一心で、井坂深紅郎から手に入れたインビジブルメモリを右の二の腕に挿して透明になった姿である。
本来ならドーパントの姿になってから透明になる筈なのだが、井坂がメモリに改造を加えた為か人間態のまま透明になってしまい、しかも自分の意志では透明化とその解除が制御できずメモリも抜けなくなってしまっていた(その為か園咲冴子からは「出来損ないのドーパント」と揶揄された)。
後に再会した井坂の「治療」を受けて任意で透明化が出来るようになったが、透明化の度に生命力をメモリに吸い取られ、やがては死に至る事態だと分かり……。
また後にハイドープであることが劇中にて語られた。
余談
スーツが存在せず、風貌が極普通の人間の女性そのままな珍しい(……と言うか間違いなく史上初の)怪人である。
ちなみに本来のインブジビルメモリは、ちゃんとしたドーパント態に変身できるようだが、本来のインブジビル・ドーパントの外見は不明である。
演者の長澤奈央氏は忍風戦隊ハリケンジャーにてハリケンブルーを演じている。
関連タグ
関連・類似項目
- ケツァルコアトルス・ドーパント:同じくハイドープのドーパント。
- ヒューマンアンデッド:同じくスーツが無く俳優自身が怪人態のライダー怪人。
- グリモワールマイナソー:スーパー戦隊出身の怪人(?)であり、こちらは市販品そのもの(=アクターが演じるどころか、操演もされていない普通のスケッチブック)と、同じく史上初の1体。